【日本も目を背けてはいけないと思います】EU首脳、防衛費大幅増で合意 ロシアへのエネ依存解消~日経電子版~

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今朝はこんなニュースが。

記事を詳しく読んでみますと、欧州連合(EU)首脳会議は11日、ウクライナに侵攻したロシアへの対応を盛り込んだ「ベルサイユ宣言」を採択して閉幕、安全保障への危機感が強まっていることから「防衛費を大幅に増加させる」ことで一致し、ロシアへのエネルギー依存を段階的に解消することでも合意したとのことなんです。

さらにはEUのミシェル大統領は閉幕後の記者会見で「2週間前と我々は別の世界に立っている」と語り、ロシアの脅威が間近に迫ったことで、欧州の防衛を強化する必要性を訴え、防衛費の大幅増額に加え、加盟国間での防衛品の共同開発やサイバーや宇宙空間での防衛力の強化を明記したとのことなんですよ。

これ、ロシアと陸続きに国境がある国があるEUならではといいますか、お隣りさんの暴挙が目前に迫っているというひっ迫した状況があるからこその「防衛費拡大」という合意だとは思うのですが、この辺りの機敏さといいますか、意思決定の素早さ、連携はさすがでございますね。

翻って日本はどうか。

つい昨日ですよ。

ロシアの軍艦10隻が津軽海峡を通過したとのニュースがありましたが、岸防衛大臣は「緊張感を持ち警戒監視に当たる」と話し、外交ルートで関心を表明しただけでしたね。

これ、相当に恐ろしいニュースなんですがね。

遺憾の意を表明し、緊張感を持って注視していくだけの日本。

アメリカは同盟国に対して、GDPの2%以上を防衛費に充てるように要請しておりますが、日本はいまだ1%ちょっとです。

最近では少しずつ増えてきておりますが、しかし日本では、こうした「防衛費の増額を検討」という字面が出ただけで「戦争になるから反対だ!」「軍国主義の復活だ!」と反対の声がお年寄りを中心に上がってくるので、お年寄りの票を充てにしている国会議員さんたちはなかなか公に議論できない状況でございますが、しかし、ウクライナに対するロシアの態度をみてみますと、もはやこの議論に目を背けている場合ではない、もっといえば直視して真剣に議論していかなければいけない情勢なのではないでしょうか。

岸田総理は、安倍元総理の「核の共有」案を即刻否定しました。

日本も核武装するべきとはまだまだ検討事項が多すぎるので軽々には言えませんが、せめてアメリカが同盟国であるうちにその傘のなかで雨宿りさせてもらえるようなオプションくらいは前向きに検討してもいいのではないかと思うのですが、ともあれ、日本の国民性もあるのでウクライナのゼレンスキー大統領のような強大なリーダーシップまでは求めませんが、これからの日本には強いリーダーシップをもった総理が必要でございますね。(念のために書いておきますが、「強い」とは「暴力的であれ」ということでは決してございませんからね。)

日本の株式市場も崩壊させようとしている現総理。

参院選が楽しみでございます。

以上です!

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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