【株価よりも電気代が気になる・・】インドネシア、石炭供給は依然深刻と指摘 先物価格が急上昇~ロイタ―ジャパンより~

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日本時間の今年の元旦に衝撃のニュースが飛び込んできましたよね。

インドネシアが石炭輸出禁止、業界に波紋 政府は5日に再評価(ロイター)

概要は単純に、世界屈指の石炭輸出国であるインドネシアが、国内の需要ひっ迫の懸念があるから輸出を止めにして国内で消費することを優先したよ。ってことなのですが、続報として、下記ニュースが出ておりました。

これらのニュースを受け、石炭価格の上昇が見込まれることから、それを運ぶ「バルク船(バラ積み船・石炭や鉄鉱石を運ぶ船)」も「輸出している国から運んであげるけど運賃弾んでね?」ということで傭船料(単純に運賃と考えてもOK)が高騰しており、いわゆる海運銘柄のうちのバルク船の銘柄、例えば「スターバルク・キャリアーズ(ティッカー:SBLK)」や「セーフ・バルカーズ(ティッカー:SB)」などのドライバルク船の会社の株は騰がってきております。(そんな中、日本時間の1月5日6:00現在で、ブラジルのバルク船会社「バーレ(ティッカー:VALE)」が下がっているのは謎ですが。)

ま、この辺りの銘柄は昨年に美味しい思いをさせてもらって今はノーホルダーなので株価の動向はさほど気にならない(近いうち乗るかもですが)のでいいのですが、それよりもなによりも、インドネシアが石炭を輸出している国の1つが我が国日本で、2019年のデータですが、石炭の輸入先としてはインドネシアは第2位とかなり多くの石炭を輸入しており(※https://www.jogmec.go.jp/content/300371520.pdf)、石炭火力発電が欠かせない日本、言い換えると、電力の供給に欠かせない石炭のほぼ全量を輸入に頼っている日本にとっては、目先の株価なんかよりもこの先の電気代金の暴騰を心配してしまうのです。

世界は「脱炭素」という大号令の下、いわゆる「クリーンエネルギー」への転換にむけて大きく動き出しておりますが、それらを実現する(本当にできるかどうかはわかりませんが)過程において石炭や石油による発電は不可欠ですから、ここで一旦、逆に「脱炭素」ということから離れて、「どうやって今ある資源で効率よく発電できるのか」の方向へ舵を切った方が長い目でみると良いような気がするのですが、これってやっぱり素人考えですかね。

ともあれ、エネルギー資源のほとんどを自国で賄うことができない日本ですから、今後の政府のかじ取りに期待するしかないですね。

とりあえずSBLK乗るか・・・(投資は自己責任でお願いします)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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