【騰がるか、下がるか、そのどちらなんだから・・・】ファンダメンタルを学ぶ理由(もちろんテクニカルも)

トレード日記

おはようございます!

今日も相場はお休みですね。

明日からの相場の見立てはある程度整いましたので、今日はちょっとだけ「トレードに際してどうして勉強するのか」の理由を書いてみたいと思います。非常にザックリとですが。

例えばサイコロ。

ある特定の目を出したいとします。

わかりやすく「1」の目を出したいとしましょうか。

この時、ただ確立に任せて、やみくもにサイコロを振っても、理屈的には6回に1回は1の目が出る確率がありますね。サイコロの目は1から6までですから。

しかしながら、100回振っても「1」の目が出ないことも当然ながら考えられます。

なので、やみくみもにサイコロを振っている場合は、1が出る確率は必ずしも6回に1回とは限らないわけですね。

これを相場に当て嵌めますと、「株価は騰がるか下がるかのどちらかなんだから、いろいろ考えても結果はそう変わらん。2分の1で当たるでしょ?」という考え方です。

もちろんこれも立派な考え方の1つですね。

いわゆる「勘ピューター」を駆使して、心の声の赴くままにトレードするのも、それで負けないのであれば立派な投資方法、トレード方法だと思いますのでそれはそれで全く否定しません。

ここで、考え方の整理のために「サイコロの1の目を出せる確率が僅かながら上がる技術」が存在していると仮定しましょう。

もし、このような技術があるのであれば、当然ながらそれを習得したほうが1の目を出せる確率が上がるわけですね。

でもそれはかなり難しく、習得には困難が付きまとう技術としましょう。

なので、そこに「1の目を出せる確率が僅かながら上がる技術」が存在していると多くの人が知っていたとしても、そこにチャレンジする人は少ないんですね。

「時間もお金も使って1の目を出せる技術を修得しても、その確率は少し上がるだけでしょ?どうせ確率的には6回に1回はでる確率なんだからそんなに変わらんでしょ」というものです。

この「1の目を出せる確率が僅かながら上がる技術」が、相場に当て嵌めれば「ファンダメンタル分析」であり「テクニカル分析」という手法なんですね。

経済の現況を把握しようと努めたり(ファンダメンタル分析)、現在のチャートの形から次に現れるであろうチャートの動きを予測して値動きを考えたり(テクニカル分析)などは、上でいう「サイコロの1の目を僅かながら上げることができる技術」に他ならないと考えているんです。

繰り返しになりますが、株価は「騰がるか、下がるか」の2つに1つですから、どのような方法論でも勝ちの確立が高いままでキープできるのであれば方法論は何でもいいと思います。

しかしながら個人的には「1の目を出すという目的がある以上、やみくもにサイコロを振って1が出ることをただ期待するだけ」という状況は不安で仕方ありませんので、難しくても時間がかかっても、多少お金がかかっても、そこに「1の目を出す確率を僅かながらでも上げることができる」という技術が存在するのであればそれを習得しに行きたいと思うんです。

それがトレードするにあたり、ファンダを学んだりテクニカルを学ぶ、唯一にして無二の理由でございます。

ま、それが今は単純に、何よりも面白くて何よりも刺激的でこれ以上に魅力のある世界は現状ではありませんので単に夢中になっているだけでございますが、いずれにいたしましても、「勝つ」というよりも「負けない」ために武器となるものが存在するのであれば、必至になってそれを身につけたいと思っている次第でございます。

明日からまた相場が再開します。

明日までにまた、少しでも「1の目」を出せる確率を上げられるように、しっかりと技術習得のために練習したいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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