【金曜日の雇用統計を考えてみる】いろんな意味で楽しみですね

トレード日記

おはようございます!

昨日のナスダック100ミニ指数(CFD)も下げで終わりましたね。

先ほど5:15に引けた相場は12489.3と、前日比-0.96%と約1%に近い下げとなりました。

先日のジャクソンホールでのパウエル議長発言の余波が続いているといった感じですね。

しかしながら、大まかな展開としては12463.8~12582.9辺りの少し広めのレンジ相場となっていたようです。

個人的なトレードとしましては、東京時間から欧州時間にかけてほとんど動かなかったため、「これは窓を開けて始まった今日の相場、必ずやアメリカ時間で埋めに行くに違いない」という見立てから、一昨日の終値付近の12582.9で欲張り指し値で待ち構えておりまして、結果としては約定にこぎつけ、引けにかけてターゲットとしておりました12,496付近まで下がりましたので利確、トレードしては成功しました。

このまま今日にポジションを持ち越しても良かったのでしょうけど、とりあえターゲットまで下がりましたので欲をかかず一旦手仕舞いしました。

で、次にどうするかということを考えました時に、とりあえずは金曜日に発表される雇用統計まではレンジが続きそうなので上手く往復を撮れるようにレジスタンスラインとサポートラインを見極めることに尽力したいと思いますが、もっと大きな流れを考えました時に思うのは「ひょっとしたら雇用統計で株価騰がるんじゃないの?」ということなんです。

といいますのも、その秀逸なピックアップ能力で良質な世界の情勢を翻訳してTwitterで伝えてくれております「Podkayne Podkayne」さんがツイートしてくれなければ絶対に辿り着けなかったであろう記事で(下記にリンクを貼りますね)「ハッ・・・!」としたのですが、アメリカは今、2四半期連続でGDPがマイナス成長なのに雇用は増えているというなんとも捻じれた状況にあるというんですね。

320万人もの雇用が増えたのに生産性が落ちるのは解せないと。

これ、確かにその通りですよね。

先日のジャクソンホールでのパウエル議長発言を要約しますと

「インフレ撲滅のためには労働市場を犠牲にしてでも(つまり失業率が増えても)金利を上げていく必要がある」

というものでしたが、これを「是」として相場の見立てに採用した場合、もし、金曜日の雇用統計で予想を下回り、新規雇用が減ったり、失業率が増えたり、平均時給が下がったりといったデータが出た場合、「FRBの思い通りだな。OK。このまま順調にインフレが収まる方向に行きそうだから、一旦は消えかけた早期の利下げという希望の灯がもう一度灯ったかもしれない。よし、それを織り込んで買いだ。」といった心理で買いが優勢になるという見立てもできるんですね。

なによりも、雇用が増えて生産性が落ちているという「矛盾」はやはり一旦どこかで解消されなければ「自然」ではないですからね。(個人的に相場は自然の摂理に従って動いていると考えております)

先日発表された4-6月のGDPもマイナス成長でしたから、「普通」なら企業業績は芳しくないということなので雇用は減っているはずなんです。

ということは賃金も下がっていなければならない。

ということは・・・・

これらの理由から、明日のADP雇用統計の数値も参考にしますが、基本、個人的には金曜日はロングで入るつもりでおります。

もちろんこれは短期の時間軸でのトレードですので、本流はその後のCPIと、それを受けてのFOMCでの利上げ率を見てからの決定となりますが、次回FOMCまでの一端の反発の理由として、2日の雇用統計は市場予想を下ブレ、結果として株価上昇という見立てをメインとして臨みたいと思います。

もちろん、いつも書いておりますように、予想が外れて、雇用統計の数字が市場予想通り、もしくは上振れして雇用が堅調だという数字になった場合は踵を返して下落に順張りします。

相場が次にどう動くかなんてことはだれ一人としてわかる人はおりませんから、個人的な見立てをしっかりとたて、外れたら外れたで「自分、ダサ!」と戒めればいいだけですから、いろんな声に惑わされることなく、もっと自由にトレードを楽しめるようになればいいですね(^^)

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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