COVID-19の変異株「オミクロン」の発生で、再びワクチン業界が騒がしくなってきておりますね。
記事を詳しく読んでみますと、米バイオテクノロジー企業の「ノババックス(ティッカー:NVAX)は2日、新型コロナウイルスのオミクロン型変異株に対応したワクチンの商業生産を1月にも開始できると発表し、さらに現行のワクチンがオミクロン株に有効かどうかについても並行して検証していくと発表したとのことです。
これに対して、米モデルナ(ティッカー:MRNA)社は「オミクロンをターゲットとしたワクチンは来年3月くらいかなぁ。ま、すぐにできますわ。」と声明を出しておりますし、米ファイザー(ティッカー:PFE)のCEOは「わしらがこの前出した経口薬は変位ウイルスの影響は受けまへんで。なんなら新しいワクチン開発にも既に取り掛かってるので心配おまへん。」とし、さらに英製薬大手グラクソ・スミスクライン(ティッカー:GSK)は、米バイオテクノロジー会社Virと共同開発した新型コロナウイルス感染症に対する抗体治療薬について「変異株にも効果ありまっせ。年内にもっと詳しく報告しますわ」と発表していますし、いやはや、ここにきてワクチン開発競争再びといっていい状況となっております。
ちなみに、12日の米国市場、日本時間の6:15の時点では、ファイザーが「-3.04%」、モデルナが「-3.16%」、ノババックスに至っては「-15.73%」の大暴落と振るわず、唯一グラクソ・スミスクラインが「+0.24%」としているだけで、これらのニュースが株価を押し上げる原動力とはなっていないようです。
果たして、ワクチン株が再び高騰していくのか、要注目ですね。
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