米労働省が12日発表した2021年12月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が7.0%と39年半ぶりに7%台に達したとの速報がありました。
記事を詳しく読んでみますと、12月の物価上昇率は約39年ぶりの高水準だった11月の6.8%からさらに加速し、1982年6月(7.1%)以来の強さが続いたとのことで、このインフレを受け、家賃などの住居費は4.1%高くなり、食肉などの値上がりが続く食品も6.3%上昇、ガソリン価格の上昇率は11月から8.5ポイント鈍化したものの、49.6%となお高い水準にとどまっているとのことなんです。
このニュースを受け市場はどう反応したかと見てみますと、CPI(米消費者物価指数)の上昇率が市場予想並みにとどまったのを受け、米長期金利が僅かながら低下、NYダウやナスダック総合指数などは横ばいや上昇となったとのことです。
いや~これは一息つけましたなぁ。
市場参加者はどうやら「インフレのピークアウトは近い」と読んでいるようで、投資家の多くは春以降にこのインフレは落ち着くとみているようです。
ま、とはいえ、サプライチェーンのボトルネックはまだまだ解消されていないようで、デンマークの世界的な海運大手「APモラー・マースク」は11日にウェブページで、顧客に対し、貨物船の遅延解消にはこれまで同社が見込んでいたよりも時間がかかるとの見通しを示した(※ロイタージャパンよりhttps://jp.reuters.com/article/maersk-supply-chain-idJPKBN2JM02E)そうで、それ受けてかどうかはわかりませんが、海運銘柄の雄(コンテナ船)「ZIM」は52週最高値を更新しましたので、金融株や金利低下でのグロース株を買い戻すのもいいですが、この辺りの株を狙ってみるのも面白いかもしれませんね。(ちなみにホルダーです!(^^)!)
以上です(*^^*)
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