昨日18日、金融政策決定会合後に、 日銀・黒田総裁 の会見がありました。
記事を詳しく読んでみますと、黒田総裁は、消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)の前年比が2023年度にかけて1%程度の上昇率にとどまると予想される中、「現在の金融緩和を修正する必要は全くない」と述べたそうでして、2%の物価安定目標を達成するまで現在の緩和策を粘り強く続けていく考えを改めて示し、市場の一部で浮上していた金融緩和修正観測を否定したとのことなんです。
さらに黒田総裁は、(インフレ目標の)2%まで遠い状況下であるとの考えから「利上げとか現在の緩和的な金融政策を変更するというようなことは全く考えていないし、そうした議論もしていない」と語ったそうで、足元ではインフレ傾向にあるものの、出口戦略を考えるような段階には程遠いという見解を示したようです。
なるほど。
確かに物価は上がっておりますからね。
しかし肝心の賃金が追いつていない。
でも、これは一時的なもので留まるから大丈夫。
うん、なるほど。確かにそうかも。
なので金融緩和継続は個人的にも「アリ」だと思いますが、しかし、金融緩和継続という、株式市場にとってはかなり美味しい状況でも日経平均が上がってこないなんて・・・
日本の株式市場はそんなに弱いのでしょうか。
黒田総裁は会見でさらに、為替市場での円安について
「全体として経済にプラスに作用しているという基本的な構図に変化はない」と述べ、「悪い円安とは考えていない」と話したとのことなんですが、この辺りも今後どうなるのでしょうね。
為替市場では、ゴールドマンサックスの決済が悪かったことを受け(EPSが未達)一気に円が買われ、1月19日の6:19分現在で1ドル114.59円と大きく円安に振れておりますから、この流れが加速していくと、当然、輸入大国の日本ですから円安による商品価格の高騰が最終的に我々消費者に跳ね返ってきて、さらなる消費控えとなり経済が冷え込むことは十分に想定できます。
世界は金融引き締めに向かい、日本は金融緩和継続・・・
ますます「円の価値」が上がっていきにくい状況を考えますと、やはり日本円で資産を保存しておくことは、今はリスクが高そうでございますね。
日本はもう少し、経済的に苦しい状況が続きそうでございます。
日本の株式市場、頑張れ!!(ついでに俺も頑張れ!)
以上です(*^^*)
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