やはりトピックはロシア・ウクライナ情勢になってしまいますね。
見出しは
「ロシアがウクライナへの侵攻を続ける中、サンクトペテルブルクで警察が反戦デモ参加者を取り締まりました。」
となります。
これって・・・
同じ国の人たちですよね?
日本では、司馬遼太郎が何かの本で(タイトルは失念してしまいました)、司馬遼太郎が軍隊に召集された際、上官に「戦車の通り道に人がいたらどうするんですか?」と質問すると、上官は「踏みつぶしていけ」と答えたそうで、それを聞いて愕然として、戦争っていったいなんなんだと恐怖に慄いた(おののいた)という主旨を書いておりましたが、この動画をみると、まさにそれ、戦慄します。
戦争は「正義VS悪」ではなく、「正義VS正義」の構図を取ります。
国が主導する正義のためなら、それに反対する国民の「正義」は対立する形となり、結果として自国民にたいしても人権を無視する行動が行われてしまう・・・
結局は権力という、形がないのに人々が信じている概念だけに過ぎないものが幅を利かせて、何よりも大切でかけがえのない人命というものに土足でアクセスしてしまう。
こんなことが許されていいわけはありません。
戦争が始まると、敵国・自国関係なく人の自由が、命が「権力者」に奪われてしまいます。
こんな地獄のような状況が一秒でも早く終息することを願うしかできませんが、こんなちっぽけなブログですけれど、ここに反戦の意志を表明しておきます。
以上です。