気になるウクライナ情勢とロシアの動向ですが、つい最近のニュースでは、ロシアが国内産の肥料を輸出しないというニュースがありましたね。
これを受けて、ハンガリーが自国の食を守るために穀物の輸出を停止するなどして、世界的な食糧危機が目前に迫っております。
こんな状況の中で投資の話をするのも気が引けますが、こういう状況になって改めて注目されるようになってきたのが「コモディティ投資」でございます。
◆コモディティとは
コモディティとは「商品」のことで、「商品先物の市場において、金や銀といった貴金属から、原油、また小麦、コーヒー豆などの農産物や家畜に至るまで、”商品”と呼ばれる銘柄に投資を行うこと」(「IG証券コモディティ投資とは? メリット・デメリット、種類や投資方法を解説」より抜粋・引用)をコモディティ投資といいます。
ロシア関連で言いますと、ロシアは世界屈指の小麦の輸出国ですので、ロシアが小麦の流通を止めると小麦の価格が爆上がりする。では小麦に投資すればいいんじゃないのか。
または、金(キン・ゴールドですね)への投資。
ゴールドは世界中どこでも換金できる(三井純友カード「ヒトトキ」」より抜粋・引用)というメリットがあり、政治的なリスクの高まりや今回のような有事に値上がりする傾向にあることから、ゴールドも買われている。
または「天然ガス」。
ヨーロッパ、とくにドイツなどはエネルギー源の天然ガスをロシアからのパイプラインによって供給を受けているので、これが遮断されると立ち行かなくなる。ではアメリカ等から購入するしかない。その他のエネルギーが足りない国も同様で、高くても買うしかない。結果、価格が高騰するのでこれも投資対象となる。
上記のように、農作物や貴金属、エネルギーそのものを「コモディティ」と呼び、それらに投資することを「コモディティ投資」といいます。
まさに今は「企業」への株式投資ではなく、商品に投資する「コモディティ投資がメイン」といっても過言ではないでしょうね。
目先はやはり小麦と天然ガスでしょうか。
ま、そんなことよりも、願うのはやはり一刻も早いウクライナの平和ですね。
以上です。
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