最近のインフレやウクライナ情勢の不安を鑑みて、マーケットでは「コモディティ」という言葉が目立つようになってきております。
ちなみに「コモディティ」とは「商品」という意味で、コモディティ投資とは農産物やエネルギーなどの「商品そのもの」に投資することを指しますが、では、コモディティがインフレやスタグフレーションに強いからといって、それに100%投資していいのか。
これはさすがにちょっと不安がある。
できれば株式も少しくらい持っていた方が分散になるかもだし、「その「株」と一口に言っても「国内株式」や「外国株式」に分けられるし、外国株式も「米国株」や「ヨーロッパ株」、はたまた「新興国株」などに分けられる。
さらにいえば、なにも投資は株やコモディティだけではなく、債券や不動産への投資、外国のお金を買って為替レートの差で稼ぐような投資もあり、もっといえば「現金」で持っているのも一つの「守備固め」として立派な投資の戦略である・・・
このように、投資対象を1つのジャンルに集中させることなく、資産(アセット)をアロケーション(配分)する投資戦略のことを「アセットアロケーション」といいます。
例えるなら「買い物に行くときの決算方法の準備」でしょうか。
お財布の中身を「現金」のみにするのか、それとも「クレジットカード」も持っていくのか、そのクレジットカードも、VISAなのかMasterカードなのかJCBなのか、はたまた楽天カードなのかJACCSカードなのか。万一お財布を落としてもいいように、携帯のPayPayにチャージしておくのか、それとも手軽に携帯だけ持っていってApplePay等で払うのか・・・
で、決算方法の準備が決まって整ったお財布の中身のことを「ポートフォリオ」といいます。
アセットアロケーションしたポートフォリオにすることが大切ですね。
以上です(*^^*)
よろしければ応援のクリックをお願いいたします♡