【セリクラ・投資で出会う言葉】セリクラってなーに?

投資で出会う言葉

◆セリクラとは

セリクラとは、怪しいクラブの名称ではなく、「セリング・クライマックス」、つまり「売りが最高潮」ということなので「大底」を指す言葉として用いられます。

具体的には、株価が下落する局面が長らく続き(例えば今年2022年の相場で考えますと、5月14日の時点でS&P500が年初来マイナス約15%、ナスダックはマイナス約25%と大きく下げ続けております。※データは元日経記者で最近独立されて、実にわかりやすく経済を伝えてくれる後藤達也氏のツイートから)、市場参加者が「もうだめだ」「株なんて怖くて買えない」という、いわゆる「総悲観」になった時、これ以上は耐えられないとして株を売る動きが最大化(クライマックス)した局面のことです。

それを考えますと、そろそろセリクラは近い、もしくはすでに迎えたのかもしれません。

とはいえ、今の局面が「セリクラ」、つまりセリング・クライマックスなのかどうかは後になってみないとわかりません。

当然ですね。

セリクラの後には必ず株価が上昇しますから、株価が下がりに下がって、売りが加速してさらに下がって大底を迎え、そこから株価が復活したかどうかなんてのは後になってその時のチャートをみてみないとわかりませんものね。

日本時間5月14日の朝の段階での米国株の相場、つまり昨日5月13日の夜から始まって今朝終わった米国株の株価は、S&P500が前日比+2.4%、ナスダックは前日比+3.8%と大きく戻しておりますので、ひょっとする5月12日がセリクラだった可能性もありますし、週明け16の月曜日にもう一段下がればそこがセリクラになりますが、いずれにせよ、年初来大きく下げておりますので、セリクラは近いのではないでしょうか。

16日の相場、括目です。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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