今朝はこのツイートから。
元日経記者の後藤さん、いつも本当に簡潔でわかりやす経済の情報を伝えてくださいますね。
感謝の一言しかありません。
後藤さんのこのツイートを見て、「この雇用統計の結果がどう株価に影響したのかわからなかった」ということを書いてみたいと思います。
まずは個人的な見解から。
・雇用者数⇒市場予想を6.8万人上回る⇒雇用者が増えたので、需要に対して供給が追いつくのでインフレ抑制の方向へ
・失業率⇒ほぼ横ばい⇒これは「働きたくない」のか「働けない」のか「雇ってもらえない」なのかわかりませんが、雇用者数が増えたのに失業率が減っていないというその理由がわからないけど、ともあれ横ばいなので株価には無関係
・平均時給⇒市場予想より下回る⇒賃金上昇も一服したので、人件費高騰によるインフレ過熱にそよ風があたる⇒インフレ抑制傾向へ
上記の理由から、現状、過熱しているインフレもここにきてピークを迎えて兆候が見え始めているので、今はまだFRBも「9月に利上げしないなんてことは考えられない」とタカ派の姿勢は崩さないものの、こうした経済指標を受けて軟化(ハト派回帰)する必要性に迫られるかも。うん、これは株価にとって好材料だぞ。よし、「買い」だ!!という見解でCFDでナスダック100ミニを買って(弱小小市民投資家なのでお小遣い程度ですが)大きく含み損を抱えております(笑)
ここで、上記のことを考えたときに二つの考え方があります。
①株価の上下なんてのは誰にもわからないんだから、理由なんて考えるだけ無駄。常に市場が答えである。と考えて「分からない」ということを考えずに割り切る。
②「こうだ!」と思った時と反対の方向に動いた時に、しっかりとその理由を語れるように情報をあたり、その理由を考えられるようにする。
この2点だと思うんですね。
で、経済に精通していたり、投資に詳しい人であれば、上記の②がスラスラと語れると思っているのですが、それがまだ僕にはできない。
ま、敢えて今回の件で理由を語るとすれば、「そうはいってもまだ利上げの懸念が拭えていないんだから、大きく改善したというわけでもないんだし、敢えて買う理由もないんじゃない?何となく不安だからとりあえず売っとくか。」といういわゆる「失望売り」なのかなと考えられる程度しか知識がないんですね。
この辺りの理由なり背景なりをしっかりと理解していくことがこれからの投資を続けていくにあたっては不可欠だと思っておりますので、ここで「わからない」と投げ出すのではなく、しっかりと理解できるように努めたいと思います。
以上です(*^^*)