◆追証とは
初めに、僕も最初は間違って読んでおりましたが、「ツイショウ」ではなく「オイショウ」と読みます。
追証とは、僕は単純に「トレードへの参加料の不足分の支払い義務」と理解しております。
順に見ていきましょう。
例えば僕が日々情熱を注いでトレードしております「GMOクリック証券」の「CFDトレード」や、例えば「先物取引」などのトレードにおいて、そのトレードに参加する、つまり売買をしようとした時には「証拠金」と呼ばれるお金が必要になってきます。
この「証拠金」の定義を正確に理解・説明するのは少し難しいので、僕は単純に「トレード1回あたりの参加費」として考えております。
具体的には、上に書きましたGMOクリック証券のCFDトレードで「ナスダック100ミニ指数」のトレードをしようと思うと、1枚建玉(タテギョクと読みます)するのに(これがややこしいですね。ようはそのトレードに1口分だけ参加することを「1枚建てる」と表現します。)証拠金が約15,000円程度(相場の状況によって変わります。ザックリと言えば、株価が高いと証拠金が高くなり、株価が安いと証拠金は安くなります。)必要なのですが、この時の「参加料」、つまりトレードに参戦するために必要なショバ代が「証拠金」と呼ばれる費用になります。
なので上の例でいますと、2枚建てる、つまり2口分参加しようと思えば単純に15,000円×2口で30,000円の証拠金が必要ということになります。
枚数は単純に、「株価が上下した時に、その枚数分の金額が動く」と理解していただければOKです。
つまり、株価が100円上がった時、1枚だけ(つまり1口だけ参加ですね)建てているとそのまま100円の利益ですが、2枚建てていた場合、つまり証拠金を30,000円払って2口で参加した場合は200円の儲けになると、このような制度でございます。もちろん株価が下がれば2倍の損失になります。
で、追証とは、トレードに参加し続けるための証拠金、つまり参加料ををしっかりと確保しておかなければ「あんた、手持ちの参加費の余裕もないのにトレードに参加しようとするわけ?せめて最低でも1枚分の証拠金は手元に残しておいてよね。」ということで責められるのですが、それを無視して手持ちの参加料(証拠金ですね)を全てぶち込んだ時に相場が荒れて、証拠金がマイナスになってしまった場合に「はい、マイナス。1枚分の参加料も手元に残ってないよね。このままトレードに参加したければ、最低でも手持ちの参加費が1枚分になる不足分を支払ってください」というのが「追証」となります。
なので全力投球でトレードするのも時には大切ですが、基本は常に余力は残してトレードするのが安全ですね。
ということで、追証経験者の解説でございました(笑)
以上です(*^^*)
※8月15日、修正しました。「ナスダック100指数」→「ナスダック100ミニ指数」
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