【ポジポジ病と闘った2日間】本日よりトレード解禁で早速FOMCの見立て

トレード日記

おはようございます!

まずは昨夜のナスダック100ミニ指数を振り返っておきましょう。

終値は前日比マイナス1.32%の11301で終了、ニューヨーク市場開場直前の11600越えから一気に11300台まで落ちる激しさでございました。

昨日の見立てででは、「11300から11600の間のレンジ相場になると予想。終値は11650付近」と書きましたが、値動きの幅は想定通りだったものの、開始と終了が逆の形となってしまいました。

これは主にJOLTS求人雇用調査が市場予想を上回ったことにより、FRBの利上げペース鈍化を期待していた市場が嫌気して売りに繋がったということでしょう。

米10年債利回りも昨夜22時頃から一気に上昇し、現在では4.048と再び4%台に乗せて推移しております。

さて、話は変わって、本日より再びトレードに参加します。

先週、1週間を通しての大負けから一度トレードを休んでリセットするという目的で月曜日の相場からデモトレードで練習しておりましたが、本日がFOMCということもあり、これを機にトレードを再開いたします。

この間、ポジションを持ちたいといういわゆる「ポジポジ病」に見舞われましたが、自分が決めたことを守れないようではトレーダーとしてこの先は無いという思いでなんとか克服し、最低限必要となる「規律を守る」という訓練ができました。

こう考えますと、先週の大負けも意味を持ちますので、今では「負けて良かった」と思えるほどでございます。

さてさて、再び話は変わって今日のFOMCでの見立てでございますが、状況としては非常に混沌としていると感じでおります。

FEDの番記者であるニック・ティミラオス氏はTwitterで今の上昇相場に釘を刺すようなツイートをしてきましたし(FOMCに向けてのブラックアウト期間のため、FED関係者が発言できないことからFEDの番記者であるニック氏の発言を通してFEDが発信していると「されている」)、識者の間でターミナルレート(利上げの目標最終地点)が5%台に乗る(つまり利上げペースは鈍化しない。)という見解も出てきておりますし、何よりも、8月のジャクソンホール会議でパウエルさん自身が「インフレと断固として戦う」と強く意思表示したということを踏まえますと、早々簡単にピヴォット(方向転換)できないのではいのか、という見解と、逆に「いやいやパウエルさんは自身の立場を何よりも大切にしているから、これで利上げペースを緩めずに加速させたとしたら、カナダやオーストラリアなどが利上げペースを鈍化させて金融危機を回避しようする動きが見えているのに(EUは0.75の利上げでインフレ退治の方向に向かっておりますが)、肝心かなめのアメリカだけ利上げを続けるわけにはいかないでしょ。これで12月も0.75にするとか匂わせたら立場が危うくなるよ?パウエルさん。」という見解も幅を利かせているということと、個人的に「!!」と驚きましたのは、約7時間前に下記のような「ホワイトハウスはFRBのピヴォットを支持している」というホワイトハウスの経済顧問であるバーンスタイン氏が発言したということが速報として流れたことにより、11月は0.75がほぼ確定なものの、12月は0.5に落ち着いて株価上昇に繋がるという見解の真っ二つに分かれている状況でございます。

そんな中、では個人的はどうトレードしていくのかと言いますと、とりあえず政策金利発表の前に発表されるADP雇用統計の数字を見てから決めようかなと思っておりますが、ニックの株高に冷や水を浴びせるかのようなツイート、パウエルさんの覚悟、歴史的にみてアメリカファーストで動くだろう(まずは米国のインフレを鎮静化させることが世界経済とって最善であるという考え方)という考えから、現状では下目線で考えております。

昨日のJOLTSの雇用調査でもまだまだ労働市場は堅調であり、賃金上昇圧力が低下していないことから需要が低下する要素はまだまだ少ない=インフレ高止まりという構図から、ADPもそのような数字になる可能性が高く、ゆえに基本はショート目線で参戦しようかなと思っております。

もし、今夜21時半のADP雇用統計でも市場予想より上振れするようなことがあれば、パウエルさんは12月の0.5は匂わせづらいですし、8月の決意を自ら破ってしまう形になってしまいますからね。

まとめます。

明朝3時の発表直後は0.75の予想通りの数字が出て、瞬間的に大きく下がるもすぐに急上昇を始めて大きな陽線を形成、これは上か!と見せかけて徐々に下がり始めて(この辺りでエントリー予定)まずは全戻し、3:30頃からの会見でパウエルさんは「ずっと言うてるやん。次の会合の政策金利はデータ次第で決めるいうて。だって、それまでに雇用統計とCPIが2回づつもあんねんで。ここで早急には決められまへんやろ?でもこれだけは言うとくで。インフレ鈍化の傾向が顕著にならへん限り我々は躊躇なく利上げするで。なんなら年内加速させることも十分に選択肢としてありまっせ。中間選挙?関係おまへん!(さすがにこれは言わないでしょうけど)」という若干タカ寄りの発言で自身の覚悟も織り交ぜつつ、でも0.5も否定しないいつもの絶妙な言い回しで乗り切るのかなと。

なので、暴落はしていかないものの、下がるとすれば11,000付近、下がっても10,800辺りまでかなと。

もちろん、近づくにつれて情報が濃厚になってきた段階でもう一度慎重に見立てを見直してみますし、直前でドテンするかもしれませんが、朝のこの時点では上記の考えでトレードしていく予定でおります。

いやぁ~久しぶりのトレードはやはりドキドキしますな。

どのようになれど、トレードを存分に楽しみましょう!

以上です(*^^*)

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わかば

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美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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