おはようございます!
ここ最近は本業が忙しく、ブログどころか、トレードに費やす時間が取れておりません。
が、「泉の日米経済、株式市場分析」のnoteで米国市場の概要は乗り遅れずにチェックできておりますのでなんとか喰らいついております。
さて、今日は少し時間がありますので今週の見立てを書いてみたいと思います。
まずは週足が確定しておりますのでそちらを見てみしょう。
綺麗なカップウィズハンドルからの上昇が一段落した印象のチャートです。
陽線とはいえ「18,144」で止められて高値が抑えられている形となっております。
2月12日の週は陰線となり18,120付近で止めらていることから、今週はこの付近、チャートでいえば短い赤の水平線をブレイクするのかどうかを1つの注目ポイントとしてみていきたいと思います。
ナスダック100を牽引するマグニフィセント7のうち、現状ではアップルとテスラが苦戦しておりますが、生成AI銘柄筆頭のNVDAはじめ、META、グーグル、マイクロソフトなどが生成AI関連に積極的に投資をしておりますし、特にMETAなどはIBMと手を組んでこの分野に力を入れていくという報道もありましたから、基本的には指数は(も)上に向かっていくと考えたほうが「素直」ではないでしょうか。
もちろん調整はありますから毎日毎日あがり続けるということはないと思いますが、FRBがQTのペースを戻したり、はたまた巷で噂されております商業用不動産の不振による地銀の破綻等が表に出てこない限りは順調に伸びていくと思われます。とにかく生成AI関連が強い。
懸念材料としては、地味に10年債利回りが騰がってきている点ですね。
ですが、現状で4.25%という水準の中でこの爆上げですから、市場は金利の動向など気にしていないのかもしれません。
インフレ目標の「2%」という数字はいずれ「3%」ととかに変わるのでしょうかね。
さて、次は日足です。
ご覧のように、週足の所でも書きましたが「18,144」付近が抵抗線となっております。
2月22日のローソクがエヌビディアのお陰で爆裂陽線となりましたが、それ「以前」は3営業日連続して陰線となり、年初来から伸びるトレンドラインを割っていたということから「調整局面だった」と考えることができます。
加えて、NVDAの決算を通過した翌金曜日は長めの上髭ひいて陰線で終わり、上値も前出の「18,144」付近を突破できなかったことから、長期投資の方はほぼ関係ありません(きれいな右肩上がりのチャートなので、3月に下がってもまた復活してくると思われます。AI関連が順調ならですが。)が、ド短期やスキャなどのトレードを中心として相場を見る場合には、再度調整が入ることも濃厚に視野に入れてみていきたいところです。
その場合は、3月の2週目くらいまでの時間軸で黄色の右上がりに伸びるラインに触れるまでの下落を考えます。だいたい「17,850」付近ですかね。
最後は目先の月曜日、つまり今日の見立てを考えてみましょう。
1時間足で見ると目先は「下」の印象です。
短期的な下降のトレンドラインに頭を抑えつけられている状況ですので、ここを突き破り、「18,020」付近の抵抗線を上抜けてこない限りは下目線で見たほうが良いと判断しました。
もちろん、上に書いた条件をクリアすればロングで入ります。
下に向かった場合は「17,890」付近をターゲットにします。
上に向かった場合は大きめの上昇をみて再度「18,144」付近までの戻りを考えます。
こんなところでしょうか。
余談ですが、個人的には日経225はこの先大きく下がると見ております。
3月の日銀金融政策決定会合での金融政策変更が市場にもっと織り込まれてくる局面と考えますので、40,000の声を聞くのはもっと先であるとみて、今のこの高い水準からの厚めのショートも考えております。
以上です(*^^*)
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