おはようございます!
早速ですが、明日月曜日の見立てを立てていきましょう。
CFDナスダック100ミニ指数です。
まずは1時間足です。
これだけ見ますと、まだ下降のトレンドラインから頭が抜け出ていないと見ることができます。
しかも引け前のローソクが抵抗線に叩かれて上髭を引いた陰線で引けておりますので、この引け前の強烈な買いだけでトレンド転換したと見るのは早計かなという印象です。
では次に4時間足を見てみましょう。
4時間足もまだ「迷っている」段階と見ることができます。
引け前の陽線の1本前のローソクで、上昇のトレンドラインまで回帰して上昇に転じたものの、引け前のローソクは陽線ながらも下降のトレンドラインに頭を抑えられた形となっており、ここでグッと実体が突き抜けていれば迷いなくロングで考えられたのですが、レジスタンスラインに抑えられたということで、4時間足でもまだ判断が付きません。
では「迷ったときは上位足を優先する」というセオリーから日足を見てみましょう。
日足で見ますと、金曜日の日足はご覧のような超が付く特徴的な下髭の長い陽線となっております。
これは普通に考えますと、5月23日に付けた高値を頂点として、そこから本格的な上昇に入るかと思いきや、2営業日後に徐々に下がり始め、あら?下がる?という疑心暗鬼でいると、金曜日にググっと買い戻されて本格的な反発の狼煙を上げたと見ることができ、ゆえにここからは上昇気流に乗っていくと考えたてもいいのかなと。
しっかりと50日移動平均性で止まっておりますし、何よりも、月末の売りをこなして陽線で引けたことは信用に値する値動きではないでしょうか。
なので気持ち的には今すぐにでもロングで入りたいところでございますが、しかし、下位足を見ますと、「まだ」予断を許さない状況ではあるので、こういう時は「一応」上位足を優先して上目線に設定しておき、欧州時間あたりの値動きで4時間足の三角のラインのどちらに抜けているかで判断してエントリーしたいと思います。
上にも書きましたが、テクニカル的には迷ったら「上位足を優先する」というのがセオリーだと思うので、下位足が微妙でもこうして日足でしっかりとした買いサインが出ているので安心してロングでいいとは思うのですが、ここは焦らずに、しっかりとトレンドが見えてからエントリーしたいと思います。
最後に日経225ですが、日経は下目線継続です。
アメリカ様に連れられて騰がっておりますが、GDPがマイナス成長を続けていて、且つ、円安により輸入物価が騰がることによりCPIも上振れしていく、また、労働参加率の減少により賃金インフレも懸念される(データは全て「泉の日米経済、株式市場分析」より参考)日本の平均株価がこのままアメリカに連れられて騰がり続けるとは到底思えませんのでね。
以上です(*^^*)
明日が楽しみですね(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!