日本時間の16日早朝(4時頃)、FRB(米連邦準備制度)がFOMC(連邦公開市場委員会)において、「インフレ目標が達成された」として、パンデミック(世界的大流行)下で実施していた債券買い入れプログラムを来年3月に終了し、2022年末までに0.25%ポイントずつ3回の利上げを実施する方針を示したとの報道がロイターよりありました。(※FRBやFOMCについては、また別記事で解説記事を書きますので、ここでは「そんな会議があるんだ」くらいに思っていただければ結構でございます。)
記事を詳しく読んでみますと、パウエル議長は会見で、米経済は急速に改善しており、資産買い入れプログラムによる支援はもはや必要なく、従来想定より早く終了させることが適切とし、来年のインフレ率を2.6%、失業率は完全雇用に近い3.5%に低下すると見込んだとのことなんです。
これを受け、市場の反応はどうなったかといいますと、利上げ3回は既に織り込み済みの様子で、僅かながらも反発する方向で動いております。(記事作成時点では指数はチェックしておりません。ウォッチしている株価だけで判断しております。日本時間5:30現在)
今回のFOMCでパウエル議長がゼロ金利を維持することを発表したのが好感してか、「アップル」(ティッカー:AAPL)」は2.3%、「クラウドストライク(ティッカー:CRWD)」などは5%以上の高騰(いずれも日本時間545分現在)とハイテクを中心に買いが戻ってきた様子で、 ウォッチしているグロース株は軒並みグリーンとなっております。
個人的には、これで急場は凌げたといいますか、まずは一息つけたのではないのかなという感想をもっておりますが、しかし、パウエルさんも会見でまだまだインフレの上昇圧力はかかってくる可能性があるとして気を緩めていない様子ですから、今後の手綱捌きに引き続き注目していきたいですね。
果たしてクリスマスラリー(クリスマス付近で見られる株価の上昇)はあるのかどうか・・・
お願い。騰がってください。
以上です(*^^*)
参考ツイート:後藤達也氏(日本経済新聞)
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