おはようございます!
昨夜のナスダック100ミニ指数(CFD)は大きく調整し、前日比で-2.70%もの大きな下落となりました。
相場が始まってからは上げ基調でしたが、昨日のブログで指摘しておりました「11182.7」というポイントで何度かはじき返されては上昇するという展開を繰り返し、ニューヨーク時間で11252.8と一瞬突き抜けた後に本格的な下落を開始、結局終値は「10762.1」と前日比でマイナスで引けるという展開でございました。
個人的なトレードとしましては、昨日のブログでも書いておりましたように、「1182.7」でショートの指し値が約定しその後の下落をしっかりと取ることが出来ました。
が、22時30分~40分頃にかけての急激な下げが11050付近で止まったことで、ここ最近のジェットコースターのような乱高下相場を警戒して、11,050で利確しましたので、引け値の10,760台までの下げは取れておりません。
まぁでもいいんです(*^^*)
それでもなかなかの勝ちでしたから。
「足るを知る」。
昨日のブログでも書きましたが、握力を発揮して大きな流れに身を任せるときは個人的にはまだ先ですので、今はまだ余力と経験値をコツコツと溜めていく段階、焦らず、淡々と、だけど本気で情熱を持って相場に向き合っていきたいと思います。
さて、月曜日からの展開ですが、11月のFOMCまでは、26日の「米新築着工件数」と「米GDP(7-9月速報値)」以外ではあまり大きな経済指標の発表がありませんので、株価上昇のトリガーがあまり多くないとの判断から、基本は下げ基調、もしくは騰がっても11,500くらいまでの上昇で、12,000台まで騰がるとは見ておりません。
といいますのも、この下げ相場で割安感を感じた長期投資家が買いに入ったとしても、PPI,CPIのコアの上振れ、昨夜のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)において、1年先の期待インフレ率が9月の4.7%から10月は5.1%に、FRBが注目する5年先のインフレ率が9月の2.7%から10月は2.9%に上昇と、「人々の期待インフレ率が高止まりすることが大いなる懸念である」と発言したFRBパウエル議長の心配をさらに増幅させる数字が出たこと、米10年債利回りも4%台に乗ったこと、VIX(恐怖指数)も32.02と30台を超えてきたこと、前回のCPIの結果を受けて、11月の利上げ予想が少なくとも0.75が確定し、1.0の予想も飛び出してきたこと、年内にもう一度ある12月のFOMCでも0.75が囁かれるなどで、とにかく、FRBがインフレ退治に際して強気な姿勢を崩さずに、世界の経済がどうなろうとまずは本流のアメリカ経済を立て直すことが重要だとして利上げペースを緩める雰囲気が全く感じられないことから、個人的には11月に1.0の利上げは大いにあるとみておりますので、よって、相場は大きく跳ねることはなく、今の低水準のままで11月を迎えるのかなと、このような見立ててございます。
具体的な「上昇」の数字の目安としては、一番は「11298.0」、それを超えたとしても「11316.7」、最も高くて「1147.4」までと見ております。下は10,700を下回ることは無いとみております。
まとめます。
昨日の英財務相解任のような大きなニュースが飛び込んでこない限りは、
・11月までは「11298.0」と「11,750」付近を行ったり来たりで、一方向に大きく動くことは無い。(特に上に11,500を超えて上に突き抜けることはない。)
・11月のFOMCでは1.0%も大いにあり得る。もし1.0%ならこれをきっかけに一気に10,000割れへ。しかしながら11月8日に中間選挙があるので、ここで株価をクラッシュさせるかどうかには疑問が残る。それを考えると、11月0.75を発表後のパウエルさんの記者会見で12月も0.75を強く匂わせるはタカ派発言で牽制しておく程度に留める可能性が高いか。その場合は、10,000を割ることは無く、先日につけた10,500台を割って10,300台前半までの下落を想定。
このような流れを見立てております。
トレードに関しては、11月のFOMCまでは大きな勝負は避けます。
乗れそうなところでスキャを繰り返すような小幅なトレードをメインに、特にニューヨーク時間の寄りの値動きを中心に据えてトレードしていきたいと思います。
さて、週末ですね。
相場がないと張りが出ませんが、気持ちも頭も休める絶好の時間ですので、まずはゆっくり休めましょうね(^^)
皆様、今週もお疲れ様でした。
以上です!
いつも応援ありがとうございます!