私わかばも最初は知らなかったのですが、「一般NISA」や「つみたてNISA」は、基本的には年単位ですが変更できるんですね。
私は2021年現在は「一般NISA」を利用しているのですが、変更できることを知り、さらに「つみたてNISA」の良さを知ってしまいましたので、2022年からは「つみたてNISA」で資産を形成すべく、 早速、利用している金融機関に連絡をして必要書類を取り寄せました。
このページでは、「一般NISA」↔「つみたてNISA」の変更方法を書いてみたいと思います。
当ブログの記事「【NISAの種類②】つみたてNISAの概要」でも書いておりますが、同じ年に「一般NISA」と「つみたてNISA」を併用して運用することはできません。つまり、年単位ではどちらかひとつを選んで運用することになります。
しかしながら、投資する環境や目的が変わってきたときには変更できるという柔軟な制度となっておりますので、その点はご安心ください。
早速見ていきましょう。
①その年度中に変更する場合
例えば、今年2021年の初めに「一般NISA」で運用を開始しようと思うも、途中で気が変わり「やっぱりつみたてNISAのほうがいい!」となった場合は、基本的には変更可能です。
「基本的には」と申しますのは、「一般NISA」を開設した時に、1,000円でも投資をしてしまっていればその年中に変更することはできないからです。その年中に変更できるのはつまり「NISAの口座を開設したはいいけれど、その年に一回も取引しなかった場合」に限られるということです。
なので一回でも取引してしまったら、変更できるのは翌年からとなります。
この場合は、ほとんどの証券会社で一度問い合わせてから変更に必要な書類を送ってもらう形となります。
私が米国株取引で利用しています「マネックス証券」では、一度コールセンターに連絡してから書類を取り寄せる形となっております。
②翌年から変更する場合
たぶんですが、変更を希望する多くの方がこちらに該当するかと思います。
もしこの時、利用している証券会社を変更しないのであれば、この場合は実に簡単です。
ご利用中の証券会社に書類を請求して、必要事項を記入して返送するだけです。
マネックスだとこんな書類です。
実に簡単です。
せっかくなので、現時点でマネックスをお使いの方で変更を希望される方がいらっしゃるかもしれませんので、マネックスの「NISA口座の勘定の変更」というページのリンクを貼っておきますね。左のリンクをクリックすると行けます。
あ、大切なことが!
この「勘定変更」、つまり、「一般NISA」↔「つみたてNISA」の変更は、ほとんどの金融機関で10月初旬から12月までをその変更手続き可能期間としておりますので、変更しようとされているかたは期間にはお気を付けくださいね。
③翌年からの変更で、金融機関も変更したいという場合
これは少しメンドクサイかもしれません。なのであまりお勧めしませんが、せっかくなので少しだけ触れていきましょう。
まず、現状で「A証券」で「つみたてNISA」を利用していたとしましょう。
諸事情あり、「翌年はつみたてNISAから一般NISAに変更、ついでだから使い勝手の良いB証券に利用する証券会社も変更してしまおう」ということになったとします。
手順です。
1:A証券から「勘定廃止通知書」なるものを取り寄せて、まずはA証券のつみたてNISAを廃止する手続きのための書類を準備します。
2:B証券に、新しく始める「一般NISA」の口座開設書を提出して、B証券に新しく一般NISAを開設する手続きを申請する。同時に、忘れることなく上で取り寄せた「勘定廃止通知書」も合わせてB証券に提出してください。
※参考サイト ZAIオンライン「つみたてNISA比較&解説」
手続きとしてはこれくらいですが、新しい口座開設までに時間がかかったり、再度、口座開設の手間がかかったりとあまりいいことはないでの、可能であれば金融機関の変更は避けたほうが無難かもしれませんね。
以上です(*^^*)