おはようございます!
いろいろと書きたいことが溢れておりますが、まずは冷静に昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でプラス1.85%の「15132.9(BID)」とかなりの上昇となりました。
個人的なトレードはタイトルにも書きましたが完敗。
雇用統計の予想も非農業部門雇用者数の結果と平均時給の結果が逆に出て、ま、そればかりが理由ではありませんがトレードは完敗でした。
損益もなかなかのマイナスとなりましたが、今週が好調だったこともあり、まだ週単位での損益は大きめのプラスとなっておりダメージとしてはおおきかったものの、なんとか寝込まずに済みそうなダメージで終えることはできました。
救いは、大きなイベントだったのでレバレッジは低く、ロットをかなり抑えたトレードに終始したので致命傷には至らずに済みました。ロット管理って大切ですね。
てかあの雇用統計の数字でここまで騰がるとはねぇ・・・
昨夜の雇用統計の詳細はいろいろなインフルエンサーの方がまとめてくれておりますが、個人的に一番わかりやすかった「ブタ丸」さんのツイートを引用させていただきます。
てかですね、個人的にはまだ納得はいっていないのですよ。
見立てが外れたことに対してではなく、この雇用統計の結果で株価が上昇する理由がわからないんです。
だって失業率が上がって平均時給が下がっているんですよ?
しかも爆増した労働者数のほとんどが「パートタイム」の労働者で、いわば「家計が思わしくないので働きに出よう」という状況の方が爆発的に増えただけで、正規の就労者は少ないわけですよ。
これって普通に考えて「景気、悪くなってない?」ってことですよね。
もちろん、FRBが躍起になって利上げをしてきたのはまさにこの状況、つまり「好景気にストップをかけて景気を冷し、インフレを退治する。」ということが目的なわけですから、「インフレ」という部分にスポットを当てればその効果は見えてきているでしょう。よって経済が正常化=利上げ停止・利下げという見込みから株価の上昇につながるのはわかります。
わかりますが、政策金利も高止りによって中小企業が大ダメージを受けている中、そしてその金利に引っ張られるように上昇している米国債の長期金利も未だ高止まりしているそんな中で、ほぼ楽観的といってもいいくらいに迷いがない上昇は個人的には未だに腑に落ちません。
ま、そんなことをぼやいても正解は市場の結果なので意味はないのですが、昨日の大敗を喫してもなお、個人的にはまだ株価は下がってくると思ってしまうのです。このままこれで底を打って株価が上昇基調になるとは思えないんですね。
ま、一説には、昨日の株高は混沌とした雇用統計の結果ではなく、例の「UAW(Uniited Auto Workers/全米自動車労働組合)」のストが解消に向けて前進したとのニュースが好感されたとの話もありますので個人的にはこちらの要素のほうが強かったのかなと思っておりますが、いずれにいたしましても、これで状況が根本から変わったのではなく、市場参加者の楽観派が大勢となっただけでいずれ(個人的には年内中にも)綻びが見えてくる、つまりまた株価は下がってくると見ております。
とはいってもトレードは別で、とりあえずでも上昇のトレンドにあるのであればそこには逆らわずに順張りしていきますが、常に疑いながら、具体的には一昨日も書きましたが、米10年債利回りが4.6%の前半~4.5%の後半に戻ってこない限りは8:2で下目線を継続していきたいと思います。
週末なので、来週の見立ては明日と明後日に分けて書いてみたいと思います。
以上です(*^^*)
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