おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜はGMOアプリの数字で前日比でプラス0.27%の「18391.7(BID)」と僅かながら上昇して引けました。
個人的なトレードですが、タイトルにもありますように昨夜は大きめの負けとなりまして、ここ数日、ほぼ全勝していた過信が招いた結果とで申しましょうか、「大丈夫だいじょうぶ」という高を括った態度を市場にあっさりとあしらわれた形となりました。
具体的には、21時15分のADP雇用時計が大きく上ブレたことで利下げ期待がよりいっそう剝がされて、年3回といわれている利下げが遠のいた、もしくは回数が減るかもしれない(=高金利環境持続=企業業績に懸念あり=株安)ということと、今年のFOMCで投票権を持つアトランタ連銀総裁のボスティック総裁が「年1回の利下げを支持する」という利下げに対して慎重な姿勢を貫いていたことなどを受けてショートでエントリーし、出だしが順調に下がっていったことに気を良くし、この後に重要な「ISM非製造業」の指標の発表が控えているにもかかわらず、「ISMの製造業が50を上回り非常に強い数字が出た。なので非製造業も強く出て(つまり、ここでも利下げ観測が後退し、FRBはなかなか利下げできないだろうと考えた)利下げ期待がさらに剥がされて株安に繋がるだろう」と、まだ結果も出ていないのに勝手に決めつけてしまいショートポジションを放置、結果、ISM非製造業は市場予想よりも弱い数字となり、これを利下げを期待している市場は好感・歓迎したのか一気に上昇に転じ、ま、パウエルさんの発言で下げはしたもののそれでも引けにかけて買い戻されて結局は前日比でプラスとなり、トレードとしては大失敗のトレードとなりました。
救いは、ISM非製造業が出て上昇した時に「ちゃんと」損切りできたことでして、あのまま放っておけば入院しなければならないくらいの重症となっていたことでしょう。
いま、こうして反省しながらもブログを書けているのは「ダメージはあるものの自宅療養で回復できる程度」の傷で収まったからですので、やはり損切りは「今、思った時が最速である」ということを肝に銘じて、これだけは躊躇せずに行えるように構えていたいものでございます。
さて、気を取りなおして今日の見立てです。
1時間足です。
チャート的には、それでもまだ下降トレンドが継続していると判断いたしました。
とはいえ、昨日の教訓を活かすのであれば、今夜は21時30分に「新規失業保険申請件数」と「失業保険継続申請件数」の発表があるので、そこまではポジションをもっていたとしてもしっかりと手仕舞うことを徹底します。
あえて予想するのであれば、今週にあった労働市場を占う上で指標となるJOLTSやADPがいずれも上ブレて労働環境がより強い状況にあることを示唆していることから、今夜の失業保険申請件数は新規の申請は少なく、継続申請の件数も鈍化すると見ております。つまり株安に繋がると。
もっと言うのであれば、上記の理由から、明日の雇用統計も強く出そうな雰囲気は濃厚にありますね。
パウエルさんも労働市場の動向をかなり重視するような発言もしておりますから、明日の雇用統計が上ブレるようなら、雇用が順調=経済は強い=賃金インフレに繋がる=利下げしにくい という図式となりますのでまたまた利下げ期待が剥がされて株安方向に向かっていくのではないのかと考えております。
ま、市場予想に対して労働市場が軟化している兆候を掴み取れれば、これはもう利下げ期待が一気に膨らんでナスダック100も19,000を目指してまっしぐらとなるでしょうから、その時は厚めにロングします。
まずは今夜の失業保険申請件数ですね。
あ、日経225先物は引き続きショート狙いです。
ドル円が「151.540」を下回って推移すれば引けまでショートを握ります。
昨夜でアメリカに引っ張られて騰がり40,000円台を回復しておりますので、9:15~30分の間か、もしくは10時20分頃の値動きを見てからとなりますが上値目途を「40,095」、もしくは「40,200」と設定して、上記の時間帯付近でその辺りまで動いていればショートします。
第一ターゲットは「40,095」からのショートです。
逆にそこまで騰がらずに、上記の時間帯頃に「39,700」付近に下がっているようならロングします。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!