【期待インフレ率・投資で出会う言葉】期待インフレ率ってなーに?

投資で出会う言葉

◆期待インフレ率とは

期待インフレ率とは、今、実際に起こっている物価の上昇率ではなく、多くの人が「将来的に物価はこのように動いていくんじゃないの?」と予想したインフレ率のことを「期待インフレ率」と呼びます。

この期待インフレ率を予想するのは、例えば企業だったり、例えば市場参加者だったりと、何かしらで経済に関わる人が予想をしていることから、「予想されるインフレ率」とはいえ、実際のインフレ率に先行して、その後連動することが多いと言われております。

つまり、この「期待インフレ率」が高いと将来的には物価高になりやすく、また逆に低いと物価安になりやすいと言われております。

その意味から考えますと、日本時間の2022年7月11日に発表された米ニューヨーク連銀が公表した6月の調査分では、3年先の期待インフレ率は、5月調査の3.9%から低下して3.6%に、5年先の期待インフレ率は5月調査分の2.9%から2.8%へ低下したとのことですから、多くの企業、市場参加者は3年先以降はインフレが落ち着いていると予想しているようです。

ま、「1年先」という短期目線ではまだまだ「6.8%」と期待インフレ率は上昇傾向にあるため、足元はまだまだ予断を許さない状況のようです。

13日発表のCPI(消費者物価指数)の数値がどうなっているか、括目しましょう。

以上です(*^^*)

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わかば

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美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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