【特定口座・投資で出会う言葉】特定口座ってなーに?

投資で出会う言葉

投資を始める際に、まずは証券会社に「証券口座」と呼ばれる投資に必要なお金を預け入れる口座を開設する必要がありますが、その手続きの際に、ほとんどの人が「ん?これってどっちがいいの?」と迷ってしまう項目があります。

それが「特定口座」と「一般口座」という2種類の口座からどちらかを選択する項目なのですが、この際に「個人投資家で税金の処理に関してエキスパートではない、もしくはめんどくさい」という方が選択するのが今回解説します「特定口座」となります。

なので結論から言いますと、これから投資を始めようとする方は「特定口座」を選んでいただいた方が、事務処理的な部分でのメリットが大きいので、個人的には「特定口座」を選んでいただくことをお勧めいたします。

◆特定口座とは

特定口座とは、ざっくりと、株等の譲渡益(株で儲けた分ですね)の申告・納税手続きを簡単にするために設計された制度でのことで、ようは、個人投資家が株の売買で得た利益の納税手続きを、証券会社が代わって行ってくれるというなんともありがたい制度のことです。

本来、株で得た利益は申告・納税の手続きをする必要があるのですが、単純にわからないしメンドクサイですよね。

しかも、キチンと取引履歴を帳簿なりに記載している人は1年間でどんな取引をどれくらいして損益がどれくらい出たのをまとめることができますが、多くの場合はそうではないと思います。

その、「年間の取引履歴を、個人に変わって証券会社が作成してくれる制度」が、「特定口座」となります。

さらにいえば、この「特定口座」にも「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2択があるのですが、「源泉徴収あり」を、証券口座開設の際に選択しますと、上のように「年間の取引履歴を個人に代わって証券会社が作成してくれる」だけではなく、証券会社が納税までしてくれるというなんとも大盤振る舞いな「事務処理簡素化制度」ですので、個人投資家にとっては「特定口座・源泉徴収あり」を選択するメリットがかなり大きいということになります。

なので、税に精通していて、確定申告を自分で行った方がメリットがある!という方以外は、証券口座を開設するにあたっては「特定口座・源泉徴収あり」を選択したほうが良いと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

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美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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