【今夜も眠れない】昨夜のPPIを受けて、今晩のCPIを考えてみた

トレード日記

おはようございます!

昨日のナスダック100ミニ指数(CFD)、5日連続のマイナスでの引けとなってしまいましたね。

数字を振り返っておきますと、終値は前日比で-0.12%の10844.8、一時は10970を超える(上ヒゲ)など11,100も視野に入りましたが、その後は一進一退を繰り返しながらの前日比でマイナスの引けとなりました。

さて、昨日のメインイベントだったPPI(生産者物価指数)も振り返っておきましょう。

米9月の生産者物価指数は、前月比、予想0.2%に対して結果0.4%、前年同月比、予想「8.5%」に対して結果8.4%(8月は8.7%)と、前月比では予想より若干上回り、前年同月比では予想を下回る結果となりました。

また、食品やエネルギーを除いた「コアPPI」は、前月比、予想0.3%に対して結果0.3%、前年同月比、予想7.3%に対して結果7.2%(8月は7.3%)と、こちらは前月比で横ばい、前年同月比で若干のマイナスとなりました。

これを受け、発表直後の株価が滝のような下落をみせるも、徐々に買いが強まっていって、ニューヨーク市場が開くと一気に上昇、その後はウネウネとしながらも10,800は割らずに下げ渋りながら推移、どちらかと言えば騰がりたがっているような値動きだと感じました。

このPPIを「市場予想よりは前年同月比で僅かながらも下回っている(特にコア)ので、インフレも改善傾向にある」とみるのか、「市場予想を下回ったとはいえ、依然として横ばいだし、前月比でみると総合もコアもインフレがまだ進行している」と見るのかで大きくトレード戦略も変わってくるでしょう。

個人的にはやはり「前月比で上回っているのは、FRBの利上げ政策の効果が表れていない=11月のFOMCで0.75の利上げ確立さらにアップ=株価は下げ」という捉え方でしたので、昨夜の米国市場が開いた時に買われて指数が騰がっていったのには少し驚きでした。

もし騰がるとしても、リバレポの放出で夜中の1時半辺りからの上昇があるのかなぁと思っていたので、PPIで取ったショートポジションは利確しておりましたが、それにいたしましても、PPI「ごとき」では簡単に落下していかない市場の強さには感心いたします。

で、これらを受けて、本命である今夜のCPIですが、昨夜のPPIが前月比で上回っていることと、例のクリーブランド連銀が毎日発信しておりますインフレ率の予想が(これが市場予想よりも当たるという噂)、市場予想に対して、総合CPIで前年同期比+0.1%の8.2%(市場予想8.1%)、コアCPIも前年同期比でプラス1.64%の6.64%(市場予想6.5%)とかなり高く出ておりますことを鑑みて、ニックさんから特別なリークが無い限り、「CPIは上振れ、株価は下落」をメインストーリーとしてトレードしたいと思っております。

目標はとりあえず10,600までを想定してショートしたいと思いますが、多くの市場参加者はこの「FRBの高金利維持」を織り込んでおりますのでさほど下がらないということも考えられますので、上手く下がっても、値動きを見て怪しいと感じたならばすぐ様に手仕舞いと思います。

もちろんこれは現時点でのストーリーですので、CPI後に上に行けばすぐさまに踵を返してロングしますが、前回の雇用統計ガチャで痛い目に遭いましたので、CPI前にはポジションを取らずに、出た結果に乗っていくスタイルで参戦したいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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