【水素エンジンは来るのか】トヨタ、30年のEV世界販売350万台に 30車種投入・4兆円投資~ロイタージャパンより~

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トヨタがEVに本気になったということでしょうか。

記事を詳しく読んでみますと、トヨタ自動車は14日、2030年までに電気自動車(EV)の世界販売台数を350万台とする目標を掲げたそうでございまして、従来はEVと燃料電池車(FCV)を合わせて計200万台としていたところを大幅にEVのボリュームを増やす戦略に舵を切ったとのことなんです。

これにより、25年までに15車種を投入するとしていた従来の計画から倍増させるとのことで、EVの目標を明確にして強化する姿勢を打ち出すことで、EVに舵を切っている欧州メーカーなど海外勢に対抗するとのことのようです。

いやぁ~これでさらにEVブームが加速しそうでございますなぁ。

ま、市場では既にEV関連銘柄は盛り上がっておりますからどれほどの上積みがあるかは未知数でございますが、それでも、まだまだ美味しい部分は残っているのではないでしょうか。

そんな中、個人的に注目しているのはFCVを超えた水素エンジンでございまして、実際、2021年5月には、「スーパー耐久(S耐)シリーズ2021 第3戦 富士24時間レース」」においてトヨタが水素エンジン車でエントリーし完走しておりますから、全くの夢物語ではないんですよ。

ちょっとここで大雑把ながら、「EV」や「FCV」ってそもそもなーに?ということを書いておきましょう。

◆EV

「EV」は「Electric Vehicle」の略で、電気自動車のことです。バッテリーの電力だけでモーターを起動し、モーターの動力で走ります。エンジンを使用しないので、走行中に二酸化炭素を排出せず、環境性能においてはエコカーの中でもトップクラスといえる方式です。(参考サイト:三井ダイレクト損保「HV」「EV」「PHV」「FCV」とは? いまさら聞けないエコカー用語より抜粋)

◆FCV

「FCV」は「Fuel Cell Vehicle」の略で、「燃料電池自動車」を指します。燃料電池は水素と酸素の化学反応から電力を取り出す発電機構で、これで得られた電力をモーターへと送り、動力として使用するのがFCVです。エンジンを使用しないので、二酸化炭素の排出量はもちろんゼロです。(参考サイト: :三井ダイレクト損保「HV」「EV」「PHV」「FCV」とは? いまさら聞けないエコカー用語 より抜粋)

で、このFCVが水素と酸素を反応させて得たエネルギーをモーターへ伝えるのに対し、水素エンジンはエンジンで直接水素を燃焼(酸化)させてエネルギーを得る方式で、「モーター」ではなく「エンジン」を使うというところがポイント。

FCVの燃料電池も、水素エンジンを上手く稼働させるためのシステムもまだまだ不安定でコストもバカ高いですし、水素エンジンはなによりも水素の供給施設が整っていないので量産品としてポコポコできてくるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、それまでの「繋ぎ」としてEVがあると考えるとしたならば、次はFCVや水素エンジンがトレンドになってくると思います(FCVは再ブレークとなりますが)ので、今から水素関連の銘柄を仕込んでおくのも面白いかもしれませんね(*^^*)

個人的には「プラグ・パワー(ティッカー:PLUG)」がもう一度復権してくれるのではないかと睨んでホールドしておりますが、果たして・・・

未来に期待したいですね。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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