【インフレ止まらず】米国5月消費者物価指数市場予想を上回る結果に

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今朝はやはりこの話題でしょうね。

いつのように、非常にわかりやすく且つ爆速で丁寧な速報を出してくれました元日経記者の「後藤達也」さんのツイートを引用させていただきました。

図の通り、5月度の市場予想8.3%に対し結果はなんと8.6%の大幅な上振れとなりまして、これを受け、今後FOMCでの利上げ幅の拡大や利上げ回数の増加を嫌気した投資家の売りが殺到、株式市場は売りが加速して、米国の主要株価指数は軒並み暴落、S&P500は-2.9%、ナスダック総合は-3.5%、個人的にGMOクリック証券CFD口座でトレードしておりますナスダック100ミニも-3.19%の大幅な下落とりました。

ま、トレードだけでいいますと、GMOクリック証券CFDは下落相場でも「売り」から入れますので、昨日はほんの僅かですが高級ランチ代くらいは稼ぐことができました。「買い」だけではなく「売り」から入れるのは、今のような下落相場では非常にありがたいし面白いですね(*^^*)

GMOクリック証券CFD

さてインフレ率。

つい一週間ほど前ですが、米クリーブランド地区連銀総裁のメスター氏が「6月、7月のFOMCでは利上げの必要はあるけれども、9月のFOMCは利上げを様子見する選択肢もあっていいんじゃない?だってインフレ落ち着き始めてるでしょ?」的な発言をして、インフレはまだピークに達していないと思うけれども、少し光が見えてきたよ的な発言で「お?そろそろ株価も底打ちか?」なんて喜んでいたのですが、日本時間の昨夜21:30分にその幻想も打ち砕かれました。光どころかブラックホール。

市場では、9月のFOMCでの0.75の利上げも織り込み始めているようですし、もっと(株価にとって)ネガティブな見方をしている人は8月に緊急利上げがあるんじゃないかとみている人までいるようです。(8月はFOMCがありませんので「緊急」という枕が付きます。)

いや~株式市場にとりましては相当に厳しい状況となってきましたなぁ。

この後も日本時間の6月14日の21:30分にPPI(生産者物価指数)の発表があります。

ここで、いわゆる「卸値」が高騰しているという数字が出れば、CPI、PPIともそろって上振れとなり、インフレ高止まり、もしくは増進懸念がより一層加速されますので、更なる売りが予想されます。

秋にはアメリカの中間選挙がありますので、その辺りではバイデンさんも必死になって株価を戻そうとするでしょうからそこで逃げるチャンスはあると思いますが、足元はかなり厳しい局面が予想されますので、休むも相場、無理にポジションを取らないように冷静に相場をみていきたいものでございますね。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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