おはようございます!
タイトルにもありますように、昨夜のトレードで初めて心が折れました(というより「崩れた」という表現が近いかもしれません・・・)
顛末を簡潔に書いていきますね。
長文になるかもですが、「こんな下手クソもいるんだな」と、今現在トレードで負けている方にとって少しでも安心してもらえれば、また、負けたときの気持ちの整理として、また前を向くために僕はこのように考えましたということを備忘録的に書いてみますので、僕と同じように心が折れたときの考え方の1つとして参考にしていただければ幸いでございます。
まず、昨日のトレードですが、以前からブログで書いておりましたように、「雇用統計は予想を下回ると思う。特に平均時給が下がり、失業率が上がれば株価は騰がる。なので雇用統計はロングで入ります」という主旨を書いておりましたが、果たして、昨夜21時30分の雇用統計前に12294.6で買いで入りまして、結果は昇竜拳のごとくうなぎ登りとなりましたが、その後はあれよあれよという間に下落、ほぼ全戻しとなりました。
それを受けかなり焦りましたが、僅かながらも含み益の状態だったのでホールドしておりますと、今度はまた先ほど上げたピークに向かって上昇していく流れとなり、「よっしゃ!」と拳を握りながらチャートを静観。
昨日のトレードは「大きな流れでは下げ目線の途中なので、ずっとロングをホールドするつもりはない。いいところで利確してショートに転じよう」と思っておりましたので「そろそろ利確かなぁ」と頭をよぎるも、「いや待て。22時30分に米国の市場が開いたらもう一つ値動きがあるはずだ。この流れだ。きっと騰がるだろう。そこまで待とう。」という心の声(欲)が聞こえてきたのでそれに従うことに。
結果・・・・
そこで見立てとは真逆の、僕にとっては「まさか」の急降下。
そこで損切りできればよかったのですが、先ほどの戻りを見ておりますので「ぐぬぬ・・・」と歯ぎしりしながら決済ボタンを押すのを堪えていたのですが、含み益が数百円単位まで落ちてきたことを受けて「マイナスになるよりは・・・」として決済、大きめの利益が極々僅かの利益となりました。ここでひと崩れ。
その後ですよ。
この激しい乱高下に見事に振り回されてしまいまして、2度も急降下があり全戻しになったのだから、これは下がる流れだと思い、下がってきたところでショートで入るとこんどは 逆に先ほどの騰がりのピークを超える上昇となり損切り。ここでもまた大きめの気持ちの崩れがありました。
ダメ押しは、「ダメだ。今日の流れは僕では全く分からない。よし、そうであれば大きな流れである下降目線で動こう。なのでショートの指し値をしてチャートを見ないで寝よう。」と思い、その時点ではまだ上にあった12413.8で指し値をして一旦はチャートを閉じたのですが、やはり気になってしばらく後にチャートを覗くとなんと指し値から上昇しておりまして、「あ、もうダメ」と一気に投げやりとなり損切り、極めつけは、夜中に明け方に目が覚めてチャートをみると、なんと12,100台まで下がっているのみて「あのまま投げやりになることなくあのショートを握っていたら・・・」と後悔の念が押し寄せてきて、ここで初めて「ポキ」という折れた音ではなく「ガラガラガラ・・・」という崩壊の音を立てて気持ちが崩れていく感覚を味わいました。
ちょっとまとめますね。
①見立て通りに動いてくれたのに、利確ポイントを逃してしまった。
②利確を逃したことで焦りと、それと同じくらい湧いてきた悔しい思いを抑えることが出来なかったことで冷静なトレードができなかった。具体的には、エントリーポイントを熟考せずに成り行きのエントリーでガチャガチャやってしまった。
③途中で投げやりになってしまった。
④「あのままショートをホールドしておけば・・」という後悔と悔しさという負の感情に支配されてしまった。
で、最終的に気持ちが崩れて、一旦は「もうトレードはやめようかな・・・」というところまで落ち込んでしまったというのが昨日のトレードの顛末でございます。
が、少し時間が経って冷静になった今、息子の顔を見て落ち着きを取り戻して昨日のトレードを振り返りますと、心折れている場合ではないなと。
しっかりと見つめ直して次に活かさないと、この負けが負けのままで終わってしまう。
将来的に「僕はトレーダーです」と胸を張って言えるその日のためにも、ここで学ばなければ、ここまでの時間が全て無駄になってしまう。
うん。
前を向こう。
そう思えたら途端に反省点が目の前に沸いて出てきましたので、昨日のトレードの何が良くなくてそれを次にどう活かすのかを備忘録的に羅列しておきます。
①Twitterなどで流れてくる株クラの皆様の、数千万、数百万という利益報告を目にして感化されてしまっていた。
自分が扱っている金額とは違う次元でトレードしている皆様をみて、「自分もあれくらい勝たなければ」という焦燥感にも似た焦りの気持ちがあった。なので自分にとっては十分な利益にもかかわらずに、利益を引っ張ろう引っ張ろうという欲が出てしまっていた。
②人は人。自分は自分。トレードはどこまで行っても自分との語り合いである。他人の成績は自分とは関係ない。
③後悔も悔しさもあってよい。しかし支配されてはいけない。
④この気持ちが崩れた感覚を味わえたことは大きい。この挫折を活かせることができれば、それきっと大きな財産となる。もちろんこれも自分次第。
⑤昨日のように値動きが激しい時はアルゴが働いている。長く一定方向の動きがでないようならすぐに撤退する。特に利益は深追いしない。
⑥足るを知ること。いきなり爆益を狙うの違う。あのテスタさんだって最初は数百円。数千円の利益を積みかさねることで今がある。
⑦まだまだトレードできる。その喜びを噛み締めるべき。
⑧これら大切なことを教えてくれた、また、学ぶ機会を与えてくれた「相場」というものに出会えたことに感謝したい。トレードに出会わなければ、自分自身の成長は止まっていたかもしれない。知らないことをたくさん知ることができるのは人生の喜びである。
⑨トレードはまさに精神の勝負である。経済や金融、テクニカルに詳しいだけでは片手落ちである(誤解なきように書いておきますが、現時点では僕は両方とも詳しくありません。)トレードの上手い・下手は精神的な部分によるものが大きい。
⑩「機会損失」というワードにとらわれ過ぎていた。エントリーはいつでもできる。だってトレード始めたときは誰だって、昔から続く上げ下げの流れの中のある1点で入ったにすぎないのだから、「騰がりすぎた」とか「下がりすぎた」という判断は自分だけの時間軸に過ぎず、そんなことを思う時点で視野が狭くなっている証拠である。
このようなことを、昨夜の心折れたトレードから丸1日に経って思うことが出来ました。
幸いなことに、今日から3日間は相場がありません。
これを機に、またゼロから再スタートしたいと思います。
毎日が初陣。
この言葉を胸にしっかりと相場と向き合っていきたいと思います。
長文失礼いたしました。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!