おはようございます!
昨夜のナスダック100ミニ指数(CFD)も強かったですねぇ。
終値は続伸の11639.8と前日比で+2.90%もの高騰。
他の主要指数、ダウもS&P500も強く、主要3指数全てが上昇となりました。
これで2営業日続けての2%を超える上昇。
相場では「潮目が変わった・・?」という雰囲気が出てきております。
ということで、気になる要人のツイートからその辺りを考えてみました。
FEDの御庭番、WSJのニックさんのツイートから。
昨夜23時に発表されましたJOLT労働移動調査において、求人予想1108万8千件に対して結果1010万人と大幅な求人減、つまり、雇用が減ったということをレポートし、続いて「これがパウエルさんが望んでいたことです。」として、ある程度求人が減っても失業率が激増することは無いから緩やかな労働市場における賃金上昇圧力の低下と「適正な失業率」に繋がるかもよ、ということ示唆したツイートです。
これはつまり、ざっくりいうと「インフレ抑制」に繋がることになり、これまたざっくりと考えますと「=利上げペースの鈍化」に繋がる道だと考えることができます。
次にこちら。
またまたニックさんのツイートですが、オーストラリアの中央銀行が4回の50ベーシスポイントの利上げに続き、予想を下回る25ベーシスポイントの利上げを実施し、投資家を驚かせたというニュースを伝え、先日に国連が注意勧告ではないですが、各主要国の中央銀行に対してだした「開発途上国が金融危機に陥る可能性が高くなるからあんまり利上げしないでね」という声明に反応したのか、まさかの利上げペース鈍化のニュースを伝えてくれました。
ま、これを「これが世界的な利上げペース鈍化のトリガーとなるニュースですよ。」ということを伝えているとは思いませんが(単にオーストラリアではそうなったよと伝えているだけだとは思います)、一応、これも「利上げペースの鈍化の傾向」という兆候としてカウントすることにします。
これらに加えて、昨日のISM製造業指数において、景況感の低下(予想52.8に対して50.9)、雇用の低下(予想54.2に対して結果48.7)と、軒並み「インフレ鈍化」と見ていいような数字が出てきております。
これらを受けてなのでしょうか、米10年債利回りも連日のように下げており、これらが相まって、連日の株高に繋がっているようです。
で、問題はここからで、これを「潮目が変わった」と見るのかどうか。
個人的には6日金曜日の米雇用統計と来週のCPIを見るまでは楽観視しないようにしたいなと思っております。
といいますのも、これだけFEDが強硬姿勢をアナウンスしている中で、そう簡単に踵を返すことはしない(できない?)と思っているということと、この反発はやはりショートカバーの可能性が高いということが考えられるからなんです。
直近では、今夜21時15分にADP雇用統計がありますので、金曜日の米雇用統計を占う上での指標ともなりますからそれを注視、加えて、ISMの「非製造業」の景況感指数もありますので、この数字がどう出てくるのか、それぞれ予想を下回ればもう一段の株高となると思いますがそれだけで短絡的に判断するのではなく、やはり来週のCPIまでは引き続き下落に備えて警戒を解かないようにしていきたいと思います。
最後に昨日のトレードですが、予定通りノンポジで静観しておりました。
気が楽でいいですね(^^)
以上です!
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