【混沌としてきました】どうなる、CPI。

トレード日記

おはようございます!

昨夜のナスダック100ミニ指数、とうとう10,800を割り込んで10769.2(下ヒゲ)と10700台に突入してしまいました。

これで(たぶん)4営業日連続での引け値でマイナス。いわゆる「続落」というやつですね。

市場参加者の間では「まだ下がる」「いや、もう底だ」という見解がぶつかり合っていて、個人的にもまったく方向感が掴めない状況となっております。

こんな中で羅針盤となるのはやはりFRB高官の発言やFEDの御庭番ニックしのツイートを始め、ちょこちょこと出てくる、例えばNY連銀の期待インフレ率予想や家計支出調査などで今現在のファンダメンタル(経済の実情)で予測することでしょう。

それを踏まえるならば、NY連銀の期待インフレ率は「3年先期待インフレ率」が「2.9%」と前月比で+0.1、「5年先期待インフレ率」が「2.2%」と前月比で+0.2%とわずかながらも上回っております。

また、同じNY連銀が調査した「家計支出調査」では、9月の消費は過去最大に「落ち込んだ」そうです。

更に言えば、クリーブランド連銀が毎日発信しておりますインフレ率も、市場予想に対して総合CPIで前年同期比+0.1%の8.2%、コアCPIも前年同期比でプラス1.64%の6.64%とかなり高く出ております。

これらから鑑みるに、インフレ率が高止まり、もしくは期待インフレ率が上昇しているという部分にスポットを当てますと、CPIは上振れか市場予想通りの「高い」数字が、別の視点で家計の支出は9月度ですが過去最大に落ち込んでいるという部分にスポットを当てますといわゆる「不景気」の表れで消費意欲の減退、つまり需要が冷え込んできたということですからCPIは下ブレになるともいえる。

(インフレ状況下の)定石通りならば、消費者物価指数は上振れか、もしくは市場予想並みの「高い」数字だと、「利上げ圧力維持で株価低下」ということになりますし、低い数字だと「利上げペースの鈍化を織り込んで株価上昇」ということになります。

が、ここ数日は連日のように「FEDの利上げ政策はやりすぎだ」として、利上げペースの鈍化を指摘するような有識者の発言が増えたり、FRB高官も「行き過ぎのリスクは確かにある」という発言をところどころにねじ込んだりしておりますので、それを受けた市場参加者が「インフレ高止まりの中で消費が落ち込んでいる。インフレ退治いうても、もうFEDは利上げペースを鈍化せざるを得ないでしょ。」ということを織り込んでCPIが上振れても(だからこそ)株価が騰がっていくことも考えられるんですね。

結論。

わかりません(笑)

個人的にはこの後のニックさんのリークを期待して、そこから読み取った情報をメインにして考えたいと思いますが、今のところはまだパウエルさんの利上げペースを緩めることは無いという強気の姿勢を元に定石通りに「CPIは上振れ。発表後に株価は下がる」と見ております。ま、無理なく出たトレンドに乗っかるだけでも十分に取れそうですけどね(^^)

以上です!

あ、今日9時30分発表のPPIも忘れずに!

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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