おはようございます!
今週も始まりましたね。
相場(ナスダック100ミニ指数CFD)もこの後8時から再開されます。
僕は週末の見立てで、「月曜日は上目線」として今日は11960付近までの上昇をみてロングポジションをキープしておりますが、昨日の夜に入ってきたニュースをみて、とりあえず早目の利確に切り替えてポジションを一旦無くそうという方針に変更します。
そのキッカケとなったニュースはこちら。
マーケットウォッチというサイトが報じたニュースで、FRBのパウエル議長が東部時間の11月30日の13時30分にシンクタンクで現在の経済と労働市場について何かしらを話すという内容の記事なんです。
注目すべきは、この日程が、FRB関係者が発言できなくなるいわゆる「ブラックアウト」の2日前に行われるということで、しかも急遽決まったぽいということを考えますと、パウエルさんが特に今の株式市場に対してどうしても一言言っておきたいことがあるのかなと、このように勘ぐってしまいます。
もしそうだとするならば、当然ながらこのような内容でしょう。
「巷ではかなり濃厚に利上げペース鈍化とその先の早期の利上げ停止まで織り込んで株高を演出しているようだけど、我々(FRB)はそんなことまだ全然決めてないからね。先月のCPIがかなり下振れたからといっても、7.7%のインフレはまだまだ十分に高いから。あんたら、12月0.5の利上げで確定と思っているようだけど、我々のテーブルの上にはまだ0.75という選択肢も残っているんだからさ。あんまりお祭り騒ぎしない方が無難ですよ。12月のFOMCまでに雇用統計もCPIの発表もあるんだから。8月のジャクソンホールで私(パウエルさんですね)が急遽講演の内容を書き換えて強めのタカ発言に変更したことをもう忘れたの?我々は断固としてインフレと闘うって常に言ってるじゃん。このまま我々の話に聞く耳持たないようだと、ターミナルレートは5%越えどころじゃなくなるかもよ。ま、我々のできることは政策金利を調整して需要の側からのインフレ抑制しかできないからあとは政府次第って側面もあるから政策金利のみでインフレを退治できるということはないんだけどさ。とりあえず我々ができることやるつもりだから。株価?今は下がってもしょうがないしょ。てか、このままでも下がるんじゃ?だってQ1の決済、ボロボロのところ多いでしょ?だから本当は市場に対して強めの政策は出したくないのよ。でも、あんたらすぐに浮かれてちょっとでも仲間(FRBの高官たちですね)がハト的な発言をしたらすぐに株を買いまくるんだから。わかった?もう一度言うよ?我々が最優先させるのは期待インフレ率を下げること。つまり、今はタカ派の姿勢を崩さずに政策金利を武器にインフレを根本から退治することなのよ。それがアメリカの良質な経済回復に繋がり、ひいてはそれが世界経済の復活・安定に寄与するはずだから。なので浮かれポンチにはしっかり釘を刺すからね。12月0.5でも年明けも0.5が続く可能性あるからね。わかった?」
という内容ではないでしょうか。
ということで、今週は24日は「サンクスギビングデー」でアメリカ市場はお休みですし、翌25日は半ドン、つまり半分の時間しか市場は開きませんので、祝日と週末に向けてキャッシュ比率を高める動きが予想されて利益確定売り、もしくはポジション整理の売りが相次ぐという想定と、上に書いたパウエルさんの講演を織り込んだ買い控え等が同時にマーケットを襲うと見て、早ければ今日から売りが入るということも想定して、今日はロングポジションを解消して様子を見ることにします。(ショートも入れないということです)。
もし、今日の相場がテクニカル的に上昇が継続するような動きですと、今日だけはその上昇の動きについていきますが(それでもやはり11,960付近まで)、明日からは今のところ、8:2で下目線、つまりショートで参戦することに方向変換します。
また明日になったら変わるかもですが(相場の見立てなんてそんなもんですよね。臨機応変に対応しないで、自分の思い込みだけで動いてたら勝てませんもの)その際はまた書きますね。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!