おはようございます!
まずは僕が主戦場としておりますナスダック100ミニ指数の数字を確認しておきましょう。
終値は前日比でマイナス2.05%と2%を超える大幅な下げとなりました。
これは昨晩に発表のあった製造業、非製造業のPMI(購買担当者景気指数)がそれぞれで市場予想を上回ったことによる、インフレ再過熱懸念がトリガーとなったと思われますが、欧州の経済指標もそうでしたが、「非製造業」のPMIが高いことが世界を覆っているインフレの粘着質を表しているようです。
個人的なトレードとしましては、テクニカルの観点から「引き続き下げ目線」ということを書いておりまして、一昨日の引け直前に立てた「12379.8」のショートポジションを、ターゲットとしていた「12,100」に近づいてきたところで、「欲を出さずに少し早目に撤退する」という思いから「12149.5」で利確、比較的大きな利益で終わることができました。この辺り、昨日のブログに書いておりますので、よろしければご覧ください。
さて、本日の見立てですが、チャートを見ながら考えてみましょう。
ターゲットとしておりました太めの赤い水平線、数字としては「12055.4」付近まで下がってきましたので、今日はここで一旦反発すると考えております。
この「12,055」付近のサポートラインはかなり強力ですので、よほどのことが無い限りこれを下に突き抜けることは無いと思っておりますので、欧州時間~ニューヨークの寄りくらいまでの時間軸で「12,260」付近まで戻っていき、そこから、米10年債の大幅な上昇を懸念して、さらにはロシア・ウクライナの地政学的な緊張も高まってきていることから売りが勢いづいていき下落を開始、そして強固なサポートライン「12055」をぶち破る決定打は明朝4時からのFOMC議事録でパウエルさんが想定以上のタカ発言(前回のCPIやPPI,直近のPMIの結果を受けて、データを重視するというFRBの姿勢を鑑みて強めの発言が出ると見ております。)がトリガーとなり、一気に11,800付近まで下げてくると想定しております。
なので矢印としては「赤矢印→青矢印→青矢印」の動きをメイン路線としてトレードします。
また、米10年利回りの急騰や短期~長期の全ての国債の金利も騰がっていることを考慮いたしますと、株式市場から資金が抜けていくことが考えられますので、この辺りも株式の売りに繋がっていくのではないのかなとみて引き続き下目線を継続します。
第二路線は、もし、12,055で反発せずに動くパターンで、その場合はオレンジの矢印のように、多少の上下を伴いながらですが、明朝の引けにかけて右肩下がりに下がり続ける動きも視野に入れておきます。なので、欧州あたりまでに反発が無く、ダラダラとヨコヨコしている場合にはこのオレンジの矢印の値動きを想定してトレードします。
最後に、パウエルさんがハト寄りだったことも想定して、一応「赤矢印→赤矢印」の動きも考えておきますが、これは個人的に可能性が少ないとみておりますので、ここでは触れないでおきますね。
以上です(*^^*)
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