おはようございます!
さぁ、重要な週が始まりましたね。
タイトルにもありますように、一度は安堵したかに思えた金融不安ですが、この週末に再燃してきております。
筆頭はやはりUBS(スイスにある世界最大級の銀行)によるCS(クレディスイス)の買収(合併)報道でしょう。
これにより、世界的な金融システムに影響を及ぼすことは回避されるかもしれませんが、大手の銀行がこうなのですから、燻っている地方銀行から相次いで破綻報道が出てきてもおかしくない状況となっております。だって、大きな銀行ですら破綻疑惑が出る中で、小さな銀行に安心してお金を預けておこうという人は減りますからね。どうせ危ないなら少しでも大きいところへ預けなおそうとして、小さな銀行から預金を引き出して大きな銀行に預けなおそうって考えますもの。
ということで、未だ金融不安は拭えず、景気後退懸念が一掃できないことから株式市場から資金は抜けてくると考え(一部、堅牢な大手テック等は買われるかもしれませんが)今週のFOMCで0.25の利上げがあるということも想定して、引き続き下目線を継続します。
難しいのは、FOMCで0.25の利上げがあったとしてそれが単純に「金利上昇で株安」という構図にならないかもしれないというところでしょうか。「よくやった。ここで利上げを停止するといずれインフレが再燃してそうなれば余計に経済への打撃はおおきいだろうから、今やっておいたほうがよい。そうなるとインフレが収まってくると利上げ停止も早まるよね。利上げ停止ならショートカバーが入るよね?なら株も爆上がり。よし、下がったところで買っておくか」という構図で下げ圧力もさほど強まらず下げも限定的になることも十分に考えられるからです。
もちろん、アメリカの景気・経済にとっては活気があるほうがいいにきまっておりますが、しかし今はインフレ退治の真っただ中ですから、ここで金融資産の高騰によるインフレが再燃しても困る。いやはや、投資家やとレーダーは上がり下がりだけを気にしていればいいだけですが、FRBは本当に胃が痛い毎日でしょうね。
ということで長くなりましたがチャートです。
値動きの想定としては、「青矢印→青矢印→青矢印」の動きを第一路線としてトレードします。
具体的には、まずは12,450付近の青の斜めラインを割り込むかどうかを確認してからですが、割り込むようだと12,320付近までの下落を想定します。
騰がるようでしたら逆らわずにロング。想定は12680付近です。
おっと、息子が起きてきましたので尻切れトンボですが以上とします。
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