【バランスが難しい・・】ですが、昨日も書いたように目先CPIまでは上目線でいきます。

トレード日記

おはようございます!

さて、今日から相場が再開しますね。

今週は明日21時30分のPPI(生産者物価指数)、明後日15日のCPI(消費者物価指数)と小売売上高、さらには16日の新規失業保険申請件数や鉱工業生産など超が付く経済指標が目白押しとなっておりますので、今週も全く気が休まる日がありません。

特に15日のCPIでしょう。

市場では既に「CPI上振れリスク」、つまり、インフレ再燃懸念=株価の下落が囁かれておりますので、「予想」する人にとっては大いに引っかかる報道が散見されますから悩ましいところではないでしょうか。

M2(マネーストック)も上昇傾向にあることから、つまり市場にはお金が沢山流通しているというこですから、これは見かたによっては経済の過熱を危惧することに繋がります。

さらには、これも先週の経済指標となりますが、ミシガン大消費者信頼感指数において1年先と5年先の期待インフレ率が上昇したこともインフレ再燃懸念を呼び戻す材料と見られております。

でも個人的にはやっぱり上目線ですね。目先CPIまでは。

理由は労働市場が軟化傾向になり始めたことと、それに伴って平均時給も頭打ちになってきているので賃金インフレが抑えられてきたこと、さらには、上に書きましたM2の増加や銀行融資の増加などは底堅い経済を象徴するような状況ですから、これらを「高金利の中でも経済は順調」とみるのか、はたまた「経済の過熱に繋がるからやっぱインフレ再燃」と見るのかで考え方は変わってきますが、個人的には「VIXも低位で推移しているし、金融ストレス指数もマイナスで推移している。もっと言えば原油価格もかなり下がっているので物価を押し上げる要因が少なくなっている。」(これらのデータは全て「泉の日米経済、株式市場分析」の泉さんのデータ解析から判断したました)という観点から、インフレが上手く抑制されて経済が順調に回っていくという見方を取るからです。

もちろん、これは諸刃の刃で、「インフレは退治できるかもしれないけれどそれを通り越して経済が悪化しすぎるんじゃね?」という両方が考えられる状況ですから、どちらを自分の考え方の背景におくかでトレードのスタンスは変わってくると思いますが、個人的には「大丈夫」という見方を現状ではCPIまでは採用してトレードするということでございます。

さて、長くなりましたがチャートです。

1時間足です。

これだけ見ると方向感に乏しいですが、とりあえずメイン路線は「青矢印→赤矢印」の値動きを想定します。

ニューヨークが開く前に下に向かっていれば、想定とは違うということでトレードしません。

こんなところでしょうか。

今日からまた1週間、よろしくお願いいたします。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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