おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でプラス0.69%の「19613.8(BID)」と、0.5%を超える大きめの上昇となりました。
これは取りも直さず、昨夜21時30分に発表のあった「生産者物価指数」、通称「PPI」がアナリスト予想を大きくしたまわったからでして、一昨日(というか昨日の早朝)のFOMCでパウエルさんが「年内利下げ1回」を示唆しましたが、このPPIの鈍化で市場の利下げ期待が膨らみ年2回の利下げを催促し、それを織り込んだかのような株買いに繋がったもようです。
このPPIの発表を受け、特にコアPPIの前月比で「0.0%」となったこと(つまり前月より価格上昇がなく、横ばいとなったということ)でFRBが視野に入れている物価目標(コアPCE)の2.0%に大きく近づいたということで、これ以上引き締め的な金融政策を続ける理由がない、いや、むしろこれ以上ブレーキを踏み続けるとせっかくこの金利高止まりの中でも力強さを見せているアメリカの良好な経済が冷え込んでしまうということで、FRBは早い時期での利下げを検討せざるを得ない状況に向かっているといえます。
ま、利下げを検討するということは経済が「落ちついてきた」といえば聞こえは良いですが、言葉を換えれば「景気の過熱を冷ますために不景気の方向にハンドルを切っている」ということですから、実際に利下げが開始されるときの足元の経済はどちらかといえば「よくない」ことが常ですから、ソフトランディングすれば別ですが、思わぬ株価の下落には注意したいものでございますね。
あ、別件ですが、昨日の個人的なトレードは超が付く爆益でございました!
特に昨日の朝に見立てた日経225の見立てがドンピシャで、狙ったところでショートでき、しかもしっかりと利益を伸ばすことができましたので(日経のショートはアメリカのPPIの前に利確しております)、ナスダック100ミニ指数のPPI後のロングと併せて、昨夜は大爆発した日でございまいた。
さて、時間もないので今日の見立てです。
まずはナスダック100ミニ指数からです。
日足です。

昨日の上昇で綺麗に長期のトレンドラインを上抜けましたので、これは強い形でしょう。
なので基本は上目線ですが、しかし、今日は週末金曜日で、しかも大きなイベントを通過した後なので、今日こそはある程度の利益確定売りが出ると見て、足元は一旦下げると見ます。
なので矢印は青矢印がメイン路線ですが、ターゲットは絞り切れませんので、エントリーするにしてもスキャメインでpipsは小幅に細かく刻んでいこうと思います。(大きく狙わないということ)
最後に日経ですが、今日も下目線、ショートします。
引けで少し戻ってきたのでショーターとしてはありがたい。
エントリーポイントは、第一は「38,700」で、そこを超えるようだと「38,830」とします。
今日はMSQなので寄りで大きな動きがあると思いますのでいくらボラがあるからといってもそこではエントリーしません。値動きが落ち着いて、上に書いたターゲットが狙える位置であればエントリーします。
下のターゲットは「38,080」。
これは大げさではなくあると見ております。
万一そこを下抜ければ「37,700」付近まであると想定します。
アメリカがこれほど強く、しかも利下げが見えている状況で、特に材料もなく米国と反対で利上げが囁かれている日本市場に資金を置いておくことは考えにくく、日本の株式市場から資金を抜いて米国の株式や債券に資金を移動させないわけがないと考えるからです。
日本は今日の日銀金融政策決定会合を機に、景気は一度おおきな痛手を負う覚悟を持たなければいけないかもですね。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!
