おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス2.58%の「18074.2(BID)」と、またもや2%を超える大きな下落となりました。
これで、引け値ベースでも7月11日の高値から約21%の下落となり、定義としてもベア相場(弱い相場)入りとなっております。
それでも昨夜はISMの非製造業景況指数が市場予想を上回り、且つ、雇用もしっかりという結果がでましたので、市場は「株は売られているけど経済はまだ死んでいない。むしろ利下げに向けて好材料となった。」という判断からか市場はISM非製造業の結果を好感し、発表直後は買われていく展開となりました。
が、基調としては弱い相場に終始しましたが、引け直前にも大きく買われるなどでとりあえずですが一息ついた模様です。
でも・・・・
これで安心はできません。
チャート的にもまだ騰がっていく要素は少ないです。
あと、これも絶対的に書いておかなければいけないと思いますが、昨日の日本株はタコ売られどころの騒ぎではなく、なんとブラックマンデーを超える大暴落となりました。
CFDは引けにかけて買い戻されて、結果としては「4.23%」と「まだ」許容できる数字で収まりましたが、一時は11%も下げるなどまさに「大暴落」の様相を呈しておりました。
この暴落の背景には、リーマンショックや東日本大震災、コロナパンデミックのような「はっきりした理由」が見当たらず、一般的には「急激な円高」「利上げによる経済停滞」などが挙げられておりますが、それにしても、わずか0.25%利上げしただけでこれほどまでにマーケットがクラッシュするとは思えません。
では何が原因なのか。
僕がいつも参考させていただいております「泉の日米経済・株式市場分析」を執筆されております泉さんの分析によりますと、これには急激な上昇の時に、特に個人が「信用取引」で買った分が、この下落で追証に追い込まれて(単純に、負けが嵩んで強制的に売りで決済されること)売りが売りを呼ぶ超悪循環に陥っているという背景もあるようです。
こういう時はとにかく相場から離れて、しかるべきところに相談するなどでとにかく冷静になって一旦相場から離れることも必要だと思います。
まずは退場しないこと。
これを最優先に掲げて安産第一でこの難局をやり過ごしていきましょう。
おっと、時間が・・・
とりあえず今日の見立てです。
ナスダック100ミニ指数8時間足です。
こんなイメージです。
フラッグが形成されるのか?という展開ですので、基本はヨコヨコを想定しますが、なんせボラが激しいので、「18,720」を超えれば「18,500」付近までのロングを、叩かれて下に向かえば再度「17,400」まで落ちる展開を想定します。
日経は今日も下目線です。
キーポイントは「32,630」。
ここで反発すれば一旦は落ち着いて34,000へ向かう展開となるとおもいますので、その際はロングしますが、ここを下抜ければ、再度「30,500」へ向かう展開を想定して厚めにショートします。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!