オミクロン株、猛威を奮ってきましたね。
記事を詳しく読んでみますと、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大する英国で18日、1日当たりの新規感染者が約9万人に上り、過去最多となった前日の約9万3000人に続き、2日連続で9万人台を記録したとのこと。
これにより、ロンドンのカーン市長はオミクロン株の急激な拡大と入院患者の増加を受け、「緊急事態」を宣言したとのことなんです。
オミクロン株は、重症化する割合や死亡の割合は従来の変異株に比べて今のところ低いといわれておりますが、しかし、感染力という点においては今までの変異株とはレベルが違うということでございますので、こうした急速な感染拡大に繋がっているのでしょう。
日本でも、オミクロン株による感染拡大であるのかどうかはわかりませんが、昨日18日は久しぶりに感染者数が200人を超えたとの報道もありますので、ウィルスが活発化する冬になり、また感染拡大の危機に直面してきたといっても過言ではないでしょう。
う~ん・・・
これはちょっと経済にとって深刻かもしれませんなぁ。
せっかく終息に向けた気配が漂ってきて、人々も「さぁこれからだ!」と意気込んだ矢先ですからねぇ。
これは本当に、コロナでやられるより仕事が立ち行かなくなってやられる人の方が多くなりますよ。
特に観光業ですね。
人の移動が大前提の観光業ですから、飲食、宿泊、車両、サービス等、関連するすべての業種で影響してきますが、ここまで耐えてきたのも奇跡、それなのに再度の感染拡大となるともう持ちませんよ。
特に日本なんてのは観光が主な収入源になっている自治体が多いですから、こうした世界的な感染拡大の再燃は本当に厄介な状況でございます。
もう「何とか頑張って耐え抜きましょう」というような生易しい状況ではないと思いますので、国の支援はもとより、何よりも市中に広まらないための水際対策に注力してほしいものでございます。(国民民主党の玉木代表の主張、賛同します。)
市場に目を向けてみますと、アメリカでは先日のFOMCでテーパリングは2022年3月に終了し、利上げも3回ほど検討されているという発表があり、アメリカの経済は正常化に向けて舵を切ったばかりですが、イギリスがロックダウンに踏み切るほど感染拡大を鑑みると、アメリカもまた・・・となり、金融政策の大きな方向転換を余儀なくされる場面もあるかもしれませんので、このオミクロン株の動向には括目していきたいところでございますね。
とりあえず足元は、ワクチン株と銀行株で様子見します。
以上です(*^^*)
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