話題としては「今更感」はありますが、それでも、つい昨日のニュースで、岸田政権の支持率が「政権発足後初めて下落」という見出しに釣られて中身を読んでみますと、「59.0%」と、なんと未だ6割近い国民の方が支持されているということに驚いて記事を書いてみました。
もちろん、支持・不支持の理由は人それぞれで一向にかまわないのですが、我々のような弱小の個人投資家目線からは、やはり「どうして?」と首を傾けざるを得ません。
「貯蓄から投資へ」というスローガンの下、だからNISAやiDeCoなどが制度としてリリースされ、今年4月からは高校の家庭科でも「投資」についての授業が始まるというのに、岸田氏は「金融所得課税」や「株主資本主義からの転換は重要な考え方の一つ」などと株式市場を冷え込ませる「経済音痴」な発言が相次いでおりますので、投資家界隈からはかなり嫌気されております。だって会社は株主のものですからね。株式会社なんだから。
さらには、前述の予算委で、首相は、企業の配当金が過度に増えているとする質問に対し、「市場や競争に全て任せるのではなく官民共同でそういった仕組みを作っていこうと繰り返している」などと述べ、投資家からは「新しい資本主義は新しい社会主義のことか。」と揶揄されておりますが、ほんとその通りですね。
記事の中には、「内閣を支持する理由」も書いてあったのですが、そのトップに躍り出た理由はなんと「人柄が信頼できる」の37%だったそうです(笑)
妻の素朴な手料理を食べるたった1枚の写真でイメージを誘導できるのですから、日本は平和ですね。
救いは、個人的には日本株はやっていないこと。
日経平均が滝のように流れ落ちている現況、人柄だけでは経済は復活しないし安定もしないということを肝に銘じて、来る参院選を睨んでいきたいと思います。
以上です(*^^*)
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