今朝もいつものようにニュースを拾っておりますと、こんなニュースが目に留まりました。
記事を詳しく読んでみますと、アメリカのJPモルガン・チェースのストラテジストチームが 7日付の顧客向けリポートで、「2022年の利益見通しには引き続き非常に前向きだ。再び予想を大幅に上回る一年になると期待している」とし、「多くの人が投入コストの圧力上昇を懸念していたが昨年末までの利益率は非常に良好で、欧米では過去最高を更新した」と指摘、 昨年10ー12月(第4四半期)の決算は低調な見通しや懐疑的な見方を再び(いい意味で)裏切る内容になるとの見通しをリポートしたとのことなんです。
さらには、「再び予想外の上振れが見られる決算シーズンになる」とみているそうでして、「世界的に製造業生産が非常に力強く回復しているほか、アジアの成長も底を打ったように見受けられる。在庫も補充され始め、さまざまなボトルネックも緩和している」と強気な見方の背景を説明したとのこなんです。
これらを踏まえ、ストラテジストたちは、株式判断を「オーバーウエート」としている銀行株や鉱業株に買いの好機があるとの見方を示したそうですが、さて、これをどう受け取りましょうかね。
確かに、利上げが織り込まれて金利が上昇していくであろう局面では銀行株は強いですし、今すぐに売りに転じるということはないでしょうから今から乗っても全然間に合うと思いますが、しかし、懐疑的にみてみますと、こうも露骨に買い煽りではないですが、機関がオーバーウエイトを全面に出してくるときは既にピークが近いという見かたもできるわけでして、「デイトレード」の「バンドワゴン効果」ではありませんが、個人投資家が賑やかで楽し気な楽隊が乗るバンドワゴンに興味を持ち、「自分も参加したい!」と思って楽しい音楽と楽隊が乗るワゴンに飛び乗った途端、お祭りの主催者は急変、参加者から参加料だけを取り、ワゴンのスピードを上げて、後から参加した個人投資家を振るい落とす行為に出るという「相場の真相」的な挿話を思い出します。
果たして金融セクターはどこまで上がっていくのか。
こういう状況で株価はどう動くのかを、後学のために注視していきたいと思います。
以上です(*^^*)
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