今朝のニュースはやはりこれでしょうね。
記事を詳しく読んでみますと、日本時間の昨夜(2月10日22:30)に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、FRBが金融引き締めを急ぐとの見方から売りが加速、ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、午後3時(日本時間11日午前5時)現在、前日比512ドル30セント安の3万5255ドル76セントで推移しているとのことなんです。
ちなみに、1月のCPIの市場予想は「7.2%」で、結果は前年同月比「7.5%」と上昇、前月の7.0%から伸びが拡大し、インフレの長期化観測が加速、これを受け、なんと、米金利先物の値動きから市場が織り込む利上げ確率を算出する「フェドウオッチ」によると、FRBが3月に0.5%の利上げをする確率は90%を超えたとのことなんですよ。
まじで?と思ってFedWatchのサイトを覗きにいってみますと、こんなグラフが・・・
50bp-75bp(bpは「ベーシスポイント」)の利上げを予想する人が96.7%・・・
米セントルイス連銀のブラード総裁は「7月前半までに合計1.00%の利上げを支持する」と述べたそうでして、これは3月に0.5%の利上げを念頭に置いているとみられ、もし本当に1度に0.5%の利上げをすれば2000年5月以来、22年ぶりとなるとのことなんです。
う~ん・・・ま、この辺りも既に織り込まれているでしょうが、それでも、これは株式市場にとってはかなり厳しい逆風でございますなぁ。
米国の長期金利(10年債)も一時2.0%台をつけたそうですし、うん、これは決算のよかった銘柄以外は含み益の銘柄も含めて一旦下船、大幅に現金比率を高めたほうが良さそうですね。
そんな中でこっそり、海運株の「ZIM」が連日、新高値を更新していることだけ書き加えておきます・・・
以上です(*^^*)