おはようございます!
昨夜のナスダック100ミニ指数は激下がりでしたね。
トリガーはいわずもがな「雇用統計」ですが、雇用者数(非農業部門)もしっかり、失業率も市場予想に対して少な目、平均賃金も高止まりと、インフレ減速を示す兆候は労働市場の観点からはほぼ見えないという結果となり、それを受けてナスダック100ミニ指数も暴落、終値は11,000を割り込む11093.2とかなりの下落となりました。
個人的なトレードですが、一言でいって完敗です。見立ても全て逆方向でした・・・
昨日のブログでも書いておりましたが、個人的には雇用統計は「上振れ」とみて、上振れすれば「すでに労働市場はクラッシュの兆候を見せている」としてFRBの利上げペース鈍化を織り込んで株価は騰がると見てロングで参戦しましたが、見事に玉砕いたしました。
また、「とある理由」から今後11月のFOMCまでは騰がるという見立てを立て、その理由をブログに書こうと思っておりましたが、これも少し考えます。ダメージでかくて・・・笑
とにかく、今回のトレードで学んだことは昔から言われている「Don’t fight the fed.(FEDとは闘うな)」ということ。
振り返れば、雇用統計前にFEDの御庭番であるニックさんがかなりの頻度でFRB高官たちの「今のところ利上げペースを緩める考えはない」という主旨の発言を取り上げてレポートしてくれて「雇用統計、労働市場はまだまだ強い指標が出るよ。そうなるとFEDは容赦しないよ。みんな、解ってね!」と教えてくれておりましたのに、さらに言えば、なんなら僕もそれをブログで取り上げて「FRBは労働市場をクラッシュさせることになっても構わずに利上げをしてインフレ撲滅を最優先する」というニックさんのツイートを紹介して「CPIまではショートポジションをホール祖する」と書いていたにもかかわらず、OPECプラスの原油減産のニュースをトリガーとした逆張りの論調に乗ってしまい(この逆張りの考え方において、自分の中で辻褄が合ってしまったので考え方を変えました)結果、昨日の丸焦げとなった次第でございます。
今回の学びから、ファンダメンタル視点で金利と株価のどちらかが「ウソをついている」というような状況の場合、これは「金利」を優先して考えたほうが良いということが解りましたし、特に、利上げ真っただ中、米10年債利回り高止まり、FEDもインフレ撲滅姿勢を緩めていないという状況で株価が謎に上昇したとしても、そこは「基本の考え方」に立って考えたほうが最終的には良いということも分りました。
さらに言えば、FEDは相場に対して優しい、つまりきちんとアナウンスしてくれるのだからそれを疑うのは愚の骨頂だなということを痛感いたしました。
今回はかなりの損益です。
しかし、ここで心折れるのはまだ早い。
まだまだ相場を張れる水準はキープしておりますし、今、名のあるトレーダーの方たちも、このような大きな負けから多くを学び、それを活かせたからこそトレーダーとして成功したと思いますので、今一度シンプルに相場を見るという原点に立ち返って、知識が増えてきた今、それが逆に作用しないようにしっかりと本質を見極めることを最優先して、シンプルに、こねくり回さず、一時の動きに惑わされることなく、大きな流れだけは見失わないようなトレードに徹していきたいと思います。
さて、負けは負け、反省点はしっかりと頭と心に刻み込みましたのでこれでこのトレードの反省は終わりにして、またフラットな気持ちで13日のCPIに臨みたいと思います。
明けない夜はない。
そして負けないトレーダーもいない。
負けを糧とできるかどうかが分かれ道ですから、真のトレーダーになりたいという夢を持っている以上、ここで踏ん張らないといつ踏ん張るのかという状況ですので、この試練を歓迎し、この週末でしっかりと消化・昇華したいと思います。
大きな事を教えてくれた今回の負けに感謝ですね(^^)
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!