おはようございます!
トレード、引き続き絶不調でございます!
こんなときはジタバタしてもしょうがない、というか、ジタバタすればするほど沼に嵌っていくと思いますので、今日はトレードに関する内容ではなく、僕が読んで面白かった投資関連の書籍をご紹介いたします。
ということで本日ご紹介します書籍はこちら!
相場を題材にした作品が多く、その卓越した相場の知識と勢いある筆致でファンの多い「清水一行」氏の幻の作品「買占め」でございます。
これ、紙媒体の書籍は既に廃版らしく、オークションでもほぼ出品されておらず、出ても数千円の高値がついていてなかなか手に入らない本なのですが、なんとなんと、kindleにて電子書籍化されておりました!
しかも価格は驚きの660円。
これは迷いなくお勧めでございます。
舞台は昭和初期。
「山脇証券」という証券会社に勤める凄腕の相場師「美川」が、熱海の旅館業者・大林、山県たちと組んで、減配も噂される業績の奮わない企業の株の買い占めに奔走する。なぜ美川たちはそのような企業の株を買い占めているのか。それは地下鉄工事に伴う工場買収により、膨大な金額が会社に流れるという情報を掴んだためだった。もちろん、一筋縄でいくはずもなく、ライバルの証券会社や大株主との確執、仲間であるはずの人物たちとのギリギリの駆け引きや裏切りに、美川は一人で立ち向かっていく…果たして、買占めは成功するのか。
豊富な相場の知識を元に、鬼気迫る筆致で生臭い人間の「欲」の本質を見事に描き切った本作は、トレードをする人であればきっと共感する部分も多く一気に読了してしまう記憶に残る一冊となることでしょう。(ちなみに僕は紙媒体で持っております)
トレードが上手くいかない時は、リセットの意味も込めて一旦相場から離れて、たまには読書に没頭してみるなんてのはいかがでしょうか。(←自分自身に言い聞かせております)
僕も今日はトレードしないで、明日のSQに備えて値動きを確認するだけにしておきます(^^)
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!