おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でプラス1.73%の「16302.5(BID)」と大幅な上昇となりました。
個人的には下目線でみておりまして、昨夜に発表のあった米雇用統計の結果が非常に強かった(失業率が下がり、非農業部門雇用者数も上振れ、さらに平均時給も前月比で上振れと非常に強い労働市場の結果でした)のでなんの警戒感も持たずにショートでエントリーし、途中、何度も利確の場面はあったのですが「この強い数字ならまだ下がる」と思い込んでしまい放置、結果としてオハギャー(朝起きて、おはようという時に相場をみてギャー!と叫んだ様を表す表現。負けた時によく使います)となりました。
日中は日経225を触ってそれなりに勝っておりましたので、日単位の損益では差し引きでさほど大きくありませんでしたが、ナスダック100ミニ指数だけで見ると大きくやられた結果となりました。
しかし市場はもう労働市場の強弱は見ていないのでしょうかね。
それともあれですかね。
これだけ高金利が続いているのに米経済は強い。
つまり労働市場や消費を壊すことなくインフレが減速してきている。
これはソフトランディング濃厚だな。
中小は知らんけど、半導体関連やビッグテックは強いっしょ。
よし、買い買い。
という流れで騰がっているのでしょうかね。
でもねぇ・・・
一抹の不安は拭えないんですよねぇ。
人々のクレジットカードのローンが激増しているといいますし、遅延・未払いも増え始めている。
つまり、現状では消費が強いのはこうした「先延ばし」で購入されているだけで、後々のツケが大きく残ってしまっている。
企業でみると、高金利に耐えきれない中小企業の倒産も相次いでいるようですし、これ、本当アメリカの経済強い!と喜んでいていい状況なのかなと。
加えて、これほどまでに労働市場が堅調ということは、また消費活動が盛んになる方向へ向かう可能性が高くなったということもありますが、逆に考えれば、上記のローンや未払いが溜まった人々が「致し方なく」働き始めた問ことも考えられますから、これはつまり、目先ではなく近い将来を見た時にはマイナスなのではないのかなと。
お金持ちはいざ知らず、市井の人々の消費は実は低迷してきているとの声も聞こえてきておりますからね。
だからまだ年内は下げると思うんだよなぁ。
でもテクニカルで見るとチャートは強い形だしなぁ・・・
う~ん・・・悩ましい・・・
ということで、この流れで来週の見立てを書いていきたいところでございますが、今朝も時間がないので尻切れトンボとなりますが、昨日の振り返りだけとなりますことお許しください。
来週の見立てや振り返りなどは明日の朝活にでも書いてみたいと思います。
皆様、今週もお疲れさまでした\(^o^)/