おはようございます!
FOMCでは市場の予想通りの金利据え置きでしたね。
その後のパウエルさんの会見では、いわゆる「トランプ関税」に関して「インフレ上昇、経済成長の鈍化、失業の増加をもたらす可能性が高い」という旨の発言があり、経済の不確実性を強調するような内容でした。
インフレの上昇を懸念しているとういうことは金利の上昇、しかし、経済成長が鈍化すれば利下げと、金融政策も不透明といいますか動かしにくい状況だと思うのですが、しかし、パウエルさんは「現行の金融政策のスタンスは、経済の動向に対してタイムリーに動ける好位置にいる」として、慌てて動かなくてもよい旨の発言もあり、年内の数回の利下げを見込んでいた市場は諸手を挙げて喜ぶ結果とはならず、FOMCでの株価の動きは上値が重い展開となりました。
荒い値動きとなった理由は、その後のトランプさんの半導体の関税に関する発言だと思われますが、この辺りの詳細はこれを書いている段階ではまだ把握しておりませんのでこの後随時追っていきます。
さて、見立てですね。
タイトルにもありますように、今日も下目線とします。

先ほどのトランプさんの半導体のチップ規制撤廃を受けてナスダック100ミニ指数も騰がっておりますが、これ、当のエヌビディアのCEOが怒っているとの話もあり、つまり、チップの規制がなくなるということは中国側からアメリカへのアクセスが容易になるという意味でもありますから、その点から考えますと「米国の国家安全保障上懸念がある。自社の売り上げにと手は良いかもしれないが、アメリカの安全を考えると歓迎できまへん。」ということでもありますから、株価指数は全体的に売られていくのではないのかというのがこの見立ての根拠となっております。
また、テクニカル分析におきましても、昨夜の日足がいわゆる「上影陽線」となっておりますから、これは「上値が重い」ということの現れでもありますので、昨日の上昇で含み益となった投資家はトランプ氏の気が変わらないうちに利確しておこうとして利益確定の売りが出ると見ております。
ということで今日も下目線とします。
ターゲットは「19,530」とします。
以上です(*^^*)
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