【まさに迷走】デジタル庁迷走「誰が決めているのか」 発足から半年~日経電子版~

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少し前にもこの話題が上がっておりましたが・・・

記事を詳しく読んでみますと、政府が鳴り物入りで導入したマイナ保険証ですが、なんと、4月からマイナ保険証を使うと支払う初診料が高くなるとの報道なんですね。

マイナ保険証は健診データをマイナンバーと紐付けしていつでも閲覧できるなどの利便性を売りにしており、なんとか普及させようとデジタル庁が躍起になっておりましたが、しかし、4月からそれを使うと3割負担の患者は初診時に21円、再診時は12円が上乗せとなる仕組みになったとのことなんです。

これ、誰が利用するんですかねww

ま、記事内で紹介されておりますが、マイナ保険証自体は2021年10月に本格運用が始まって以来、22年4月10日時点で820万人が手続きを終えたものの、それは人口の6%にすぎず、しかも、同保険証が利用できる医療機関も全体の16%と伸び悩んでいるとのことなので、現時点での「被害」は極々限られたもので済んでいるようですが、いやはや、しかし呆れるばかりですな。

デジタル庁と言えば、その長は総理大臣が務める、「内閣」に設置された特別な庁ですから、いわば政府の「肝入り」なわけですよ。こんな「特別」な庁は他に「復興庁」しかありません。

それがこの体たらく。

まぁその裏といいますか、いかにも「日本的」な事情として、厚労省がマイナ保険証の普及のために、病院などの設備投資を後押しする必要があると判断し、そこに配慮したということもあるようですが、こんな既得権益を優先させないためにも、省庁の枠を超えた権限を持ち、総理大臣がその長を務めているのがデジタル庁なわけですから、そこを止められない時点で「必要のない組織」と烙印を押されても致し方なしでしょうね。

今日は投資とは無関係な話題でしたが、「日本への投資」をどうするかという観点で見てみますと、こんなことがまかり通っているいる間は当分食指は動かないかもしれませんね。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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