わかばちゃん、S&P500ってよく聞くわね
そうですね。米国株をやるなら必ず知っておきたい言葉ですね。
S&P500とは、アメリカはニューヨークに本社を置く「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLC」というところが出している「株価指数」のことで、アメリカを代表する株価指数として投資家の間では超メジャーな指数です。(ちなみに「LLC」とは、会社の形態を表すもので、日本でいえば「合同会社」に近い形態の会社を指す表記です。アメリカでは株式会社と同じくらいメジャーな会社の形態みたいです)
ようはアメリカの株式市場の状況を推し量るために用いられる物差しの1つということですね。
S&P500指数には、アメリカを代表する上場企業500社が名を連ねており、この指数(物差しのことですね)に採用されるためには「時価総額が82億ドル以上、浮動株時価総額が41億ドル以上でなければならない。」(※マネックス証券「S&P500へのおすすめ投資方法・投資信託とETFの比較や積立シミュレーション結果を徹底解説」より抜粋)という厳しい基準が設けられているため、アメリカの株式市場を推し量る物差しとしてはかなり信頼感のおける物差しとなっております。
ちなみに、S&P500指数に採用されている上位の銘柄です。
時価総額上位10銘柄
・アップル
・マイクロソフト
・アマゾン・ドットコム
・アルファベット
・フェイスブック
・テスラ
・バークシャー・ハサウェイ
・ビザ
・JPモルガン
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
※2021年3月末時点
いずれも名の知れた超がつく大企業ですね。
上記のような銘柄を厳選して500社採用しているため、このS&P500指数は米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしているといわれています。
別の視点でS&P500指数を見ていきましょう。
このS&P500指数、1957年から指数が算出されているのですが、今年2021年時点までの長期で見てみますと、ずーーーーと右肩上がりに騰がっているんですね。(ちなみに今年2021年11月8日には過去最高値を記録しています)
参考までに1982年からの推移を見てみましょうか。
つまりどういうことか。
「ブラックマンデー」や「リーマンショック」、直近では「コロナショック」などの世界経済にとって大打撃になる事態も乗り越えて、アメリカの株式市場はずーーーーと成長と拡大を継続しているということになります。
なので、例えばこのS&P500指数に入っているような会社の株を全て買うことができていたら、今頃は超が100個くらい付くお金持ちになっていたということにもなりますが、果たしてそんなことができるのでしょうか。
できるんです!
それが「上場株式投資信託(ETF)」や「公募株式投資信託」とよばれる金融商品の中の一つに、「S&P500指数丸ごとパック」とでもいえる商品がいくつかあるので、それに投資すればこのS&P500指数全体に投資することになるんです。
なんておいしいのでしょう。
参考までに、このS&P500指数に連動している「丸ごとパック」の代表的な商品名を書いておきますね。
◆S&P500指数に連動した「上場株式投資信託(ETF)」
・バンガード S&P500 ETF(株式市場での記号はVOOと表記されています)
・SPDR S&P500 ETF(株式市場での記号はSPYと表記されています)
◆S&P500指数に連動した「公募株式投資信託」
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
この「上場株式投資信託(ETF)」や「公募株式投資信託」については、別記事で詳しく書きますので、今は「S&P500指数に丸ごと投資できるんだ」くらいに覚えていただければOKです(*^^*)
以上です(*^^*)
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