◆デリバティブとは
デリバティブとは、直訳すると「派生」「副次的」という意味になりますが、投資の世界では「金融派生商品」のことを指します。
が、これだけではいまいちピンときませんね。
「金融派生商品」とは、株式や債券などの原資産、つまり、めちゃくちゃざっくり言って「通常の市場で付いている株式や債券の値(株価など)」を元にして、いろいろなプラスアルファを加味した商品とでも覚えておけば大きく間違うことはないでしょう。
もっといえば、トレードに臨む人の射幸心を煽るように巧みに組み立てられたギャンブル商品といっても過言ではありません。
例えば、僕が普段GMOクリック証券CFDで取引しております「ナスダック100ミニ」というのもデリバティブ取引の1つとなります。
これは「シカゴ・マーカンタイル取引所」という取引所で扱っております「Micro E-mini NASDAQ100先物」という原資産を基準にした値動きでトレードするものですが、ここまで考えると余計に訳がわからなくなりますので、デリバティブ商品とは「トレードに臨む人の射幸心を煽る金融(派生)商品」で、その商品にお金を投入すること、つまりディバティブな商品を売買することを「ディバティブ取引」といいます。
といいますか、CFDでトレードすること自体が先物をトレードすることになりますので「デリバティブ取引」となりますね。
あ、ひとつだけ補足といいますか、弁明を書いておきますと、僕がGMOクリック証券CFDでトレードしております「ナスダック100ミニ」といいますのは、数万円から取引できる(取引単位が最少単位の”1枚”という単位ですと、約15,000円くらいで取引できます。)ディバティブ商品の中でもかなり安全な商品ですので、決して無謀な投機をしているのではないということだけ書き加えておきます。
投資信託で手堅く地道に長期つみたて、個別株も現物取引がメイン、先物をトレードするのはあくまでも少額の余剰資金で、これが投資の基本だと思いますので、この辺りの認識は忘れずにいたいものでございますね。
以上です(*^^*)