今朝はこの話題をピックアップ。
記事は日本時間の昨夜（6月1日）21：30に発表された米ISM製造業景気指数の数字を報じたもので、５月の製造業景気指数は市場予想の「５４．５」をしっかりと上回る「５６．１」と好調、４月の５５．４から上昇し、モノの需要は引き続き力強く、景気後退（リセッション）が迫っているとの懸念をさらに和らげる可能性があると示唆したニュースなんですね。
このニュースの中で個人的に「お！」と思いましたのは「仕入れ価格指数」の数字でして、4月の84.6から低下して82.6となるなど、インフレがピークを越えたとみられる数字が出てきたことです。
その一方で、昨夜の米国株市場は利上げへの懸念が払拭されないという観点から下げで終わっておりまして、株式市場にとって良い傾向と思われた経済指標が相殺された格好となりました。ま市場参加者にとってISM製造業景気指数はさほど重要な指標ではなかったということでしょうか。
が、まぁでもこれで少しは下げ止まるのではないでしょうかね。
モノづくりが好調で、仕入れ値も下がってきている。昨夜の株式市場は下落で終わったが、インフレ退治に躍起になっていたFRBも「これでインフレは落ち着くかもしれない」という思惑から利上げを軌道修正する可能性も高くなってきている。ということで、6月、7月で0.5の利上げを行った後（市場は織り込み済みとの大方の見解）は、このペースなら本当に利上げ幅修正が見られるかもしれませんね。
さて、時は既に6月です。
年も半ば、後半戦に向かって相場はどう動いていくのでしょうかね。
今月も頑張っていきましょう！
以上です(*^^*)
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