おはようございます!
昨夜のナスダック100ミニ(CFD)は久しぶりの大き目な下落となりました。
数字といたしましては、17日の夜中の13,740付近を頂点に落ち始め、先ほど引けた数字は13506.8と大きめの下落となりました。
個人的には昨日のブログでも書きましたが、13,600で入ったショートが奇跡的に含み益となり結果としてはとりあえずOKと、このような状態でございます。
が、ここで一つ課題が。
この13,600で入ったショートですが、個人的には実は「失敗したかも」と思っていたポジジョンなんですね。
8月17日の夜中に13,740を付けた後、綺麗な右肩下がりで下がっていたことを受けて、考え方としては「おや?この下がり方は下降トレンドの始まりかな?13,800という節目の数字が見えたことによりショートポジションを解消してロングに切り替えた人が多そうだな。ということは機関などの大口やAIはそれを逆手にとって売りを強めてくるかもしれない。よし、今度こそショートだな。」という思いがあったのは事実なんですね。
なので13,600まで落ちたところで下落トレンドを確認してショートポジジョンを建てたわけですが、しかし。この時の心境は半信半疑、どちらかと言えば「また騰がるんだろうな・・・」という不安がかなり残っていて、自身を持って建てたポジションではないんです。
なので、昨日のブログで「早めに手仕舞いします。13,506のサポートラインまできたら利確します。深追いしません。」と書いたのですが、果たして、先ほど引けた数字が13506.8なんですよ。
ここで今後の相場を見立てますと、今朝3時に発表のありました「FOMC議事要旨」においてパウエルさんが「景気にブレーキをかけるために利上げを継続し、インフレの鈍化が明確になるまで政策金利をその水準で維持することが必要。」という主旨の発言があったことや、昨夜21時30分に発表された「小売売上高」では、総合が前月比0.0%で高止まり、自動車を除くコアでは0.4%の上昇となり依然として強い消費が維持されていることが解りました。
これを受け「景気は底堅い」「物価高でも消費は強い。アメリカの経済は強い」という「プラス」の受け止め方もできますが、逆にみると「まだまだインフレは過熱気味。利上げは継続する意向なので楽観視は禁物」という警告とも受け取れるんです。
で、個人的な受け止め方は後者、つまり「警告」の方に賛同してしまいますので、「ということはもう一段の調整が入る可能性があるな。昨日13,506で手仕舞うといったけど、このままショートポジションをホールドして利益拡大を狙うか」という「欲」なのか「戦略」なのかわからない考えがムクムクと湧いてきたんです。
さて、こんな時皆様ならどうされますか?
①当初の予定通り手仕舞う。
②下がる要素を確認しているのだから撤回してホールドする。
こんなとき、「足るを知る」の精神でしっかりと利確するべきなのか。
それともトレーダーとして成長するためにもう一段の調整を見込んだのだから握力を発揮するべきか。
もうね、先ほどからこの2択で大いに揺れ動いております。
で、考え抜いた結論としましては、己の分析を信じて「君子は豹変する」という相場の格言(?)を採用して、「方向性が見えないのであれば手仕舞うべきだけど、想定ラインまで来た時の次の方向性が見えているんだからそれを信じてみるのもひとつだ。利益を伸ばせる可能性が高いのだから(この部分はあくまでも自分の中にある根拠だけで、当然ながら保証されたものではありません)利確を焦る必要はない。これで騰がって含み益が消えたのなら、その時はこの判断がダサかったということで撤退すればよい。恥をかくも何もない。トレードは全て自分の決断で完結するのだから。」という結論に達しました。
なので個人的に引いている次のサポートライン「13444.5」まで、もう一段下がりそうなら「13391.6」までを見て、そこまではショートをホールドすることにしました。
もちろん、また13,650を超えるような上昇が見られれば躊躇なく損切りする腹積もりはできております。
こんなとき、経験値の高い皆様ならどうするんでしょうね。
こんな迷いも成長のための課題。
しっかりとモノにしたいと思います。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!