おはようございます!
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス1.08%の「15503.9(BID)」と、1%を超える下げとなりました。
時間的には午前2時半くらいから下降しておりますが、これはほぼ間違いなくアップルの新製品発表イベントの影響ですね。
毎年このイベントは株価を下げるイベントとして認識されておりますが、今年も例外なく下げとなりました。
もうこれはアノマリーでいいんじゃないですかね。
ちなみにBardに聞いたところ、2007年以降ではアップルの新製品発表イベントの翌日の株価は平均で0.6%もさげているとのことで(2022年のアイフォン14の発表の時は翌日に1.3%も上昇しているそうです)昨夜のアイフォン15プロ、プロマックスの価格が異常に高かったことから先進国でも買い替え需要がさほどないとみて今日もアップルは売られる、つまりナスダック100ミニ指数も下げてくるとみております。
さて、チャートで見てみましょうか。
まずは日足から。
連日に書いておりますように、やはり水色の抵抗線はかなり強力なようで、昨日もそこで叩かれて下落しました。
しかしながら、8月18日につけた下ヒゲから延びる上昇のトレンドラインで止めらておりますので、簡単に「よし、下落下落」と見るわけにはいきません。
チャート的には、さて、ここからどちらに動く?という段階ですので、いくら個人的に下目線を継続しているからと言って早計にショートでインすることは避けたい状況です。
あ、ちにみに昨日はショートを利確できたのでプラスでした。よって今はノーポジです。
チャートに戻りますと、この朱色のトレンドラインを実体で下回れば迷わずショートします。ロットも厚くします。
逆にここで止められれば、今日のCPIで水色の抵抗線を抜ける可能性もありますので、その際はロングでエントリーします。
が、個人的にはCPIの市場予想も高く出ておりますので、市場はすでに織り込み済みとはいえ初動は下で反応するとみており、さらにアップルの更なる売りも重なり、今夜も引け値は下で終わると想定します。
ちなみにヒートマップでみると、アップルやマイクロソフトなどのテクノロジー分野が大きく下げ、逆に、金利上昇に敏感な金融セクターと、原油価格の上昇を見込んだエネルギーセクターが善戦していることから、市場は景気後退時に強いとされる金融・エネルギーセクターに資金をシフトさせてきているのかなと、ということは、ナスダック100などはその指数に与える影響が大きなセクターが売られていることから指数も下げ傾向にあると見て、今夜も引き続き下目線継続でトレードしたいと思います。
続いて1時間足を見てみましょう。
メイン路線は「赤矢印→青矢印→青矢印」の値動きを想定します。
いうてもアップルの押し目買いはあるだろうと見て、一旦は上昇、その後に雪崩ていくというのがこのチャートから想定した流れです。
次に可能性が高いと考えるのは「青矢印→青矢印→青矢印」の値動きです。
「15,375」と「15,348」付近の抵抗線で形成されるブ厚めの抵抗帯を抜けると一気に下落していくパターンです。
この場合は少なくとも「15,156」付近のオレンジのサポートラインまではいくと見ております。
万一そこも下抜けると、今度は15,100も割って紫の矢印までの動き、つまり水色のサポートラインまでの下げも視野に入れます。
これ、CPIの数字次第では全然ありますからね。
というわけで、まとめますと今日もショート中心のトレード予定。
上に向かえば切り替えて、16,000付近までのロングを見てトレードします。
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!