【難しい局面ですが】とりあえず下目線継続します。時間があるので詳しめに書いてみた。

トレード日記

おはようございます!

昨日のブログで、明日月曜日からの相場の大局を考えておりますので、今日は1時間足を見ながら短期的なトレードのイメージを書いてみたいと思います。

では早速。

チャートを見てすぐにわかるように、9月7日から延びる黄緑のトレンドラインと、9月13日から延びる短期的なトレンドラインの両方を勢いよく下にぶち抜き、さらには金曜日に出来高の多かった価格帯をも下抜けておりますので、この金曜日の下落の勢いはかなり強いとみております。

しかも引けにかけて一旦は抵抗を試みたものの最終的に陰線で引けているので、買い戻し勢の勢力は力尽きて一旦引いているのではないのなかと邪推します。

よって、テクニカル的にまずは下目線。

次にファンダ的な要素から考えますと、CPIのヘッドライン、PPIの各種指標が上振れて、いわゆる「インフレ指標」はインフレ再燃の傾向を示し、新規失業保険申請件数は下ブレで労働市場の堅調さをアピールでFRB的には年内あと1~2回の利上げも視野に入れて金利高キープでいきたいところですが、しかし、ミシガン大消費者信頼感指数では「景況感は良くない」という結果で消費者は不景気を感じ始めているので早計に利上げでインフレ退治というわけにもいかない。

これらを単純に考えますと、FEDの利上げが功を奏しているとみて9月会合の利上げスキップからの年内あと1回の利上げで手打ちという流れが思い浮かびますが、しかし、これ以上の利上げは米国債にとっても良くない(政策金利が高いと、アメリカ国債の利回りも高くなります。利回りが高くなるということは、債券を購入した人が受け取る利息が多くなるということです。しかし、アメリカ政府が支払う利息の負担は重くなります。また、政策金利が高いと、アメリカ国債の価格が下落する傾向があります。そのため、アメリカ国債の保有者は、債券の価格下落によって損失を被る可能性があります。)ので利上げでインフレ退治という単純な図式を書くことができない、かといってすぐに利下げして市場がウェイウェイしてインフレが再加速することは絶対に避けたいという思惑が交錯しますのでパウエルさんもそう簡単にハトを打ち出すことはできない。

これらを鑑みますと、来週の9月会合ではパウエルさんはまだ「タカ」を強めに残しておいて、懸念されている労働市場の強さと上昇し始めたインフレ指標に釘を刺しておくと見て、9月会合では利上げスキップの質疑応答で強めのタカ、金利上昇でドル高の株安に一旦振っておくという見方を個人的には採用します。

ということで、それらを織り込んだ市場は会合前に売り始めるとみて下目線継続、矢印的には「青矢印→青矢印」の値動きをメイン路線と想定して月曜日もショートを中心にトレードします。

一旦上に向かったとしても金曜日に出来高の多かった価格帯である「15,440」までで、そこからはまた叩かれて下落をすると見ておりますので、その場合の値動きは「赤矢印→青矢印」となり、引け値では前日比でマイナスで引けると想定します。

いつも書いておりますが、トレードにおいて決め打ちするほど愚かなことはありませんので、値動きを見ながら逆に動きそうだと判断したらすぐに踵を返して進路を変えます。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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